テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-1950年代
★★★+
鑑賞No:00229 製作:1956年 監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:ヘンリー・フォンダ/ヴェラ・マイルズ 貧乏バス演奏者のマニイは妻の歯の治療費を工面するため、保険会社に借金に行く。しかしそこの窓口係に強盗犯人と間違われ、マニイは警察に連行されてしまう。強盗犯人の顔とマニイの顔はそっくりで、筆跡まで酷似していたため犯人と断定され独房行きとなる。なんとか姉の奔走で保釈金によりマニイは釈放されるが、無実の罪を証明するため、弁護士を雇うことに・・・・。 これはいつものヒッチコック作品と思ってみるとガッカリする。いつものスリラーやホラーとは若干違い、誤認逮捕された男の不安や恐怖は描かれているが、あまり謎解きの要素はない。無実の罪なのに逮捕され、その容疑を覆す術のないとき、善良な市民の見方であるべき警察が、いいようのない国家権力の巣窟で無力な個人ではとても太刀打ちできないという空しさを感じてしまう、そんな映画。 最近の邦画であった「それでもボクはやってない」が印象として近い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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DVDを数本レンタルする時には必ず1本は大昔の映画を借りる事にして楽しみに観ています。
CGを駆使した迫力ある物に慣れてる為か、何か物足りなさを感じてしまいます。 しかし、ヒッチコックでヘンリーフォンダなんていいですね。 (2009年04月09日 05時09分13秒)
「それでもボクはやってない」に近いとなると、もうこんな以前から、こういった話は映画的にあったってことなんでしょうね。
そんなところもヒッチコックはスゴイような気がしました☆ でも、多分、「それでもボクはやってない」の方が見せ方や話が面白いのかな? って気がしましたが☆ (2009年04月09日 14時23分08秒)
hy3de8さん
ヒッチコック作品は大好きでよく観ています。 いろんな要素が詰め込まれており、文字通りサスペンスという状態を最後まで維持し楽しませてくれるものばかりです。 最近はリメイク、続編、そしてCGに頼る傾向が強いですが、このような映画も見直して欲しい今日この頃です。 (2009年04月09日 19時26分42秒)
りらっくままハッシー!^o^さん
基本的なところは似通った感じですが、こちらの方は映画の中の出来事として観ている方がどれだけ楽しめるかを追求しているような映画だと思います。 「それでもボクはやってない」の方は、あまりにも現実的でリアルに迫ってくる映画で、映画に中に入り込んでいくような感じでした。 (2009年04月09日 19時32分48秒) |
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