テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-1980年代
★★★★
鑑賞No:01814 製作:1989年 監督:宮崎駿 声の出演:高山みなみ/佐久間レイ/山口勝平 魔女の娘は13歳になると修行のために独立するという掟があり、13歳になったキキもいよいよ旅立ちの日を迎えようとしていた。そして黒猫ジジと共に旅に出、港町コリコに着くが、誰にも相手にされず落ち込んでしまう。そんな時、たまたまお客の忘れ物を届けたことから、パン屋の女主人おソノに気に入られ、店の空き部屋に居候させてもらうことになる・・・・。 13歳というと日本では中学生。決して大人ではないが、小学生のような子供子供でもなく、大人への階段を上る最初の入口のような時期で徐々ではあるが自立し始める年頃。キキもそんな13歳で、魔女という自分の立場というか能力を活かして社会に役立とうとしている姿はとても感心させられ、我が子(我が家の次男も13歳)に是非観せたい映画だと思った。 それにしても箒にまたがって空を飛ぶ魔女が選んだ仕事が宅急便とは、まさにこれといわんばかりのベストマッチ。作者の発想のよさというかセンスのよさが感じられる。 ちなみに「宅急便」はヤマト運輸の登録商標。通常なら一般名称である「宅配便」となるところだが、それを知らずに製作したとか。この件でヤマト運輸はこの映画の筆頭スポンサーになり、映画のヒットとともにヤマト運輸も知名度と業績を上げたようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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なるほど~、これは評価高いんですね☆
私が観た当時は、今までのジブリ作品からすると、ちょっと物足りなかった感じでした~☆ 今観たら、また違う感想になるかもしれないですね。 (2009年09月02日 08時55分00秒)
黒猫のジジもいましたからね。まさしく「宅急便」でした。
クロネコさんにはこっちへの引越しで大変お世話になりました。仕事が丁寧で、お客への対応がぴっちりしていてとても安心でしたよ。 この映画、ジブリ映画の中では1-2を争う人気です(自分の中では、ということです)。「女の子空に飛ばせたら世界一素敵な絵を出すなぁ」って。 (2009年09月02日 10時44分50秒)
りらっくままハッシー!^o^さん
宮崎作品は昔、所詮アニメとの意識もあって初期の頃の作品はまったく観ていませんでした。最近の作品は観るようになって、印象も変わってきたため、いまさらながら昔の作品も観てみようと機会あれば観始めました。 この作品も勝手に思い描いていたイメージとは違い、味わいのあるいい作品でした。 (2009年09月03日 22時26分38秒)
LimeGreenさん
「宅急便」は、箒に乗った少女(魔女)にベストマッチの職業で、発想のすばらしさにまず驚きました。 ユーミンの曲もよくマッチしていて、いい作品に仕上がっていると思いました。 (2009年09月03日 22時33分45秒) |
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