頭の良い人悪い人
最近、物忘れが激しく成りました。もう、お役御免が近いのかもしれません。そこで、今日は、頭の良い人と悪い人の話しをします。一言で言えば、頭の良い人言うのは、何事も考えて居ない人で、頭の悪い人ほど、あれこれと考えを巡らせているんです。頭の良い人とは知恵のある人のことで、知恵のある人と言うのは、どんなことでも直ぐに答えが出るから考える必要が無いんです。反対に、頭の悪い人は知恵を持ち合わせていませんから、いろいろ心配してあれこれと考えを深めて考えるんです。知恵が無いから答えがいろいろあってまとまらない、結果として何も考えて居ないのと同じと言う結果に成り疲れが追い打ちをかけて寝込んだりするんです。 物事を悟っている人、例えばお釈迦様などは、悩まない。なぜ悩みが生れないのかと言うと、知恵がどんなことでも瞬時に答えを出してくれるからで、考える人は知識に頼っているんです。見方を変えて言えば、知識を集めて知識に頼っている人は知恵が無い人ということに成ります。知識と知恵の違いを例に上げて言うと、例えば、あなたが注文したお酒のグラスが倒れてお酒がこぼれたとしたら、あなたはどの様な行動を起こしますか。この場合、人それぞれの思いや行動に成ると思います。「直ぐに雑巾で拭く人」。「放って置いたら乾くよと言って放って置く人」。「なぜ、倒れたかの原因を追求する人」「自分の服に掛かって居ないかと心配をする人」など、様々な選択があると思いますが、知恵のある人と言うのは、この場合は直ぐに雑巾で拭く人で、知恵の無い人ほど、あれこれと考えを巡らせて、たた正しい選択が即座に出来ないんです。実は、知恵のある人と言うのは、主観で物事を見て判断して居ないんです。目の前の現像だけを見て居ますから、即座に一番正しい行動が取れるんです。お酒がこぼれたら、拭くのがもっとも自然でしょう。拭けば良いだけのことなんです。それ以外に正しい行動は無いんですが、ところが知識で行動起こしている人は、その人の主観で様々な行動が生れるんです。あれこれ心配事が頭を巡り、落ち着けなくなるのは知恵が無い証拠で頭の悪い人と言うことに成るんです。そして知識は、時間の経過と共に移り変わったり消え去ったりしますが、知恵は消え去ることも、形を変えることもありません。なぜなら、目の前の現像に対して色づけをしないからです。色付けをしないと言うことは、主観を持たないと言うことで、この主観と言う意味が良く解らない人も居るかと思いますが、一言で言えば、自分の考えや持っている知識で物事を見たり判断したりすると言うことです。この主観が無いと言うことは、グラスの酒がこぼれたら、酒がこぼれたと言う事実だけを問題にしますから、こぼれたから拭くただそれだけ。と言うことです。解りますよね、言っていること。知識が優先されて居ると、なぜこぼれたかと言う自分の感情が人それぞれに生まれて、拭くと言う行為がとっさに出来ない人もあります。そのような人を頭の悪い人と言っているんです。これはこじつけでも、屁理屈でも無く、頭の良い人と悪い人の分け方の定義です。だから執着だとか未練とかと言う感情が苦を作る原因なんだと言っている意味が何となくでも解って貰えたでしょうか。今日は、この辺りで失礼おば致します。ちょっと難しい話しだったかもしれません・・・あなたの幸せと健康を祈ります(^^)v【ラッキーの一言】最大の悟りとは、主観を持たなくなることかも知れないなぁー。ラッキーでした(^O^)/