カテゴリ:いすみ鉄道・小湊鉄道・銚子電鉄
外川駅の奥、銚子電鉄線の末端部分にかつて同線で主力車両として活躍したデハ800形801号が留置されています。 このデハ801は1950年(昭和25年)に伊予鉄道100系、クハ405として帝国車輌工業(現・総合車両製作所)で製造され、1961年に電装化改造されてモハ106となりました。1967年には両運転台化され、両側で顔のデザインが異なる現在の形態に変化しています。 銚子電鉄には1985年に譲渡され、2010年までの長きにわたって主力車両として活躍しました。名物の「ぬれ煎餅」のパッケージにデザインされるなど、銚子電鉄を代表する車両として多くの人々に愛されてきました。 反対側の顔は貫通扉が付いています。草木が迫っていて全体が写らないのが残念。 窓の形態にも古さを感じますね。昭和20年代製造の電車は初めて見るので、新鮮に映ります。できれば車内も見学したかったです。 塩害の影響で錆が出ていますね。このままここで保管されるのでしょうか? 製造銘板です。昭和25年という表記に、歴史の重みを感じます。「帝国車輌」というメーカーは現存していませんが、個人的に好きなメ-カーです。 このデハ801は動態保存の計画もあるようですが、これからどうなるのか気になるところです。このまま保管していては朽ち果てていくだけのような気がします… 撮影日:14.01.06 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.09.07 18:03:58
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