カテゴリ:いすみ鉄道・小湊鉄道・銚子電鉄
今回私が乗車した車両は、元営団地下鉄(現・東京メトロ)2000形を譲受したデハ1000形1002号でした。2000形は銀座線用として1959年から製造された車両です。黄色い車体が特徴的だった銀座線のほか、戦前からの車両が使用されていた丸ノ内線方南町支線では500形同様、赤い車体に白帯のデザイン(サインカーブはなし)で使用されました。この前面デザインは銀座線の最新車両、1000系にも受け継がれています。 両運転台化、ワンマン改造などを受けて銚子電鉄には1994年に入線しました。写真は復刻された丸ノ内線のカラーリングで、赤い車体に白い帯が特徴的です。「1002」の文字も営団と同じ書体を使用しています。 大都会の地下を走り抜けてきた車両ですが、レトロな駅舎にも似合いますね。 反対側の車番は営団時代の「2040」となっています。 車内です。私は営団時代を知らないので詳しく言えませんが、昔の写真などを見る限りでは営団時代と大きく変化してはいないようです。 銘板類です。改造は京王グループの車両改造などを行う京王重機で施工されました。また、営団時代の車号が記されたプレートもあります。一番左は銚子電鉄仲ノ町工場のもので、丸ノ内線カラーへの変更時に取り付けられたもののようです。 製造時の銘板もありました。昭和34年(1959年)日立製作所製です。 日立のこのタイプの銘板は初めて見ました。2000形の中でも初期にあたる車両ですね。 撮影日:14.01.04 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.09.07 18:04:28
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