カテゴリ:路線レポート・鉄道その他
今回は、真岡線の普通列車で活躍する気動車、モオカ14形を取りあげます。モオカ14形は開業時から活躍していたモオカ63形の老朽化に伴い、2002年(平成14年)~2006年(平成18年)にかけて9両が導入されました。
それまでのモオカ63形は、第3セクター鉄道向けにバス用の部品やエンジンなどを使用した「LE-Car」というシリーズのひとつで、従来型の気動車よりも小型でラッシュ時には輸送力を欠くという問題点がありました。モオカ14形は大型化したことで輸送力の向上を図っています。 折本駅で撮影したモオカ14-1です。2002年に導入された初期型の1・2は富士重工業製で、同社の鉄道車両事業最終期に製造された気動車のひとつです。この2両のみセミクロスシート車となっており、前照灯の位置などが3以降と異なっています。 茂木駅で撮影したモオカ14-4、モオカ14-8です。2003年以降に導入された2次車にあたる3~9は日本車輌製造製で、オールロングシート車となっています。前照灯の位置が左右の窓上に移動し、貫通扉上部には「ワンマン」を表示しています。 このモオカ14形の2次車は、同じ日本車輌製で2007年に導入された松浦鉄道のMR-600形のベースとなっています。 真岡駅で撮影したモオカ14-8です。 真岡駅構内には車両基地があり、多くのモオカ14形が見られます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.01.14 21:08:30
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