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カテゴリ:素敵な夜に
そう、バーテンダーさんがシェイカーを シャカシャカシャカ・・と、カッコ良く振る あれが『シェイク』ですね。 この『シェイク』の目的は何かというと シェイカーに氷と材料を入れて振ることにより 冷やし混ぜる事を目的としているのですね。 『シェイク』という技術は とくに比重が軽いスピリッツ類と、重たいリキュールや クリーム、卵白や果汁など、比重が違ったり 混ざりにくい性質を持った複数の材料に適しています。 『シェイク』をする上で、まず一番に大事なのは 材料をきっちりと混ぜる事が出来る・・ということです。 当たり前・・と言われれば、まったくその通りなのですが まず、私がぶつかった壁が、まさにこのことでした。 父に手ほどきをして貰い、どうにかシェイカーを手にして シャカシャカシャカ・・と、かっこよく って、振れないじゃぁない あんなに父がシェイカーを振る姿を見ていたはずなのに いざ、自分が振ろうとすると、 どう振って良いかが、さっぱり分かりません。 なんだか、ぎこちない。 どうみても、インチキ巫女が アヤシイ祈祷をしているようにしか見えない。 え、うそ。 こんなハズではなかったのに。 それでもようやく創った『シンガポール・スリング』 このカクテルは、世界一美しいと言われるシンガポールの 夕焼けを表現したカクテルです。 ・・・ところが、私の創った『シンガポール・スリング』は まず、この美しい夕焼けの色が出ませんでした。 な~んだか、シロっぽい。 そのうえ、水っぽい。 ジンとチェリー・ブランデーとレモン・ジュースが ものの見事に分離した味、そう、混ざっていません。 忸怩とした思い・・それがどんな思いなのか 私はこの時に、それを知りました。 しかし、このまま引き下がる訳にはいきません。 美味しいカクテルを飲むためには 『シェーク』の技術を身に付けなくてはいけません。 それから、来る日も来る日もシェイカーを振り続け・・・ ま、単にカクテルが飲みたいだけなのかもしれませんが なんとなく、自分のスタイルらしきものが出来始めました。 やはり、一に練習、二に練習。 もう、それしか上達の道はないなと思います。 あら、今日は長くなってしまいましたね。 お付き合いいただきまして、ありがとうございます。 『シェイク』についての熱い思いは まだまだ、語りつくせませんが それはまた、次の機会にしましょうね。 よろしかったら愛の一押しをお願いします→→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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