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カテゴリ:Sheaffer
連休中にやっとアドミラルのインクが切れました。ちょうど実家に帰っていたので、何かいいインクはないだろうかと探してみたところ、ヤード・オ・レッドブルーがありました。久しぶりにこのインクを使おうと考えました。
まず軸尻を回すと、ペン先からスノーケルが伸びてきます。目一杯出すのには少しコツがいりますが、何とか伸ばすことができました。 スノーケルを伸ばすと同時に軸の後ろはこんな感じで延びてきます。これがピストンのような働きをします。押し込むことで中にあるゴムサックを押し付けたり開放したりするようです。(詳しい動きはよくわかりません。) こんな感じでペン先のスノーケルをインクの中に入れて、軸後端のピストンを押し込みます。おそらくこの動作を「タッチダウン」と言うのでしょう。最後まで押し込むと開放されて、インクがペンの中に吸い込まれます。しーくんさんによると10秒くらいはペン先を浸けたままにしておくと、ゆっくりと吸入されていくそうです。 軸尻はこんな感じになっていて、回すときに指が引っかかるようなデザインになってます。結構回しやすいです。 インクを吸入した後のペン芯はこんな感じになってます。スリットの中にインクがたっぷり入ってます。中にはインクがきちんと入っているのでしょう。 しーくんさんによると、他の万年筆と比べると容量は少ないそうですが、2週間程度は持ったので、そこそこの容量だと思いました。細軸なので、手帳がふさわしいような気がしました。現在はモレスキンに使ったり、ダイアリーに書き込んだりしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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うちにいた頃はそんな高級なものは飲ませてもらえなかったので、
アドミラルもそちらに行って幸せでしょう 笑 スノーケルは、インクサックプロテクタの外側をプランジャーチューブ(後部から出てくるチューブ)が 胴軸の中で摺動するときに生じる負圧でインクサックをつぶし、負圧が抜けることによってインクサックが元に戻り、 インクが吸引されるというシステムです。 そのために、インクサックプロテクタには後端と横に穴があいています (その負圧を作り出すために、後部のOリングと先端のポイントシールが重要です) タッチダウンした後、10秒くらい待つのは、インクサックが元に戻る時間です。 参考までに http://www.pencluster.com/filling_system.html (2010年05月19日 16時23分32秒)
永年使っているインク止め式の万年筆の尻軸から少しインクが漏れるようになり、時々手を青く染めては喜んでます。
(2010年05月19日 21時47分40秒)
興味津々で拝見させていただきました。こういった仕掛け物(?)や変形合体物、何故か心惹かれます。
(2010年05月20日 08時32分08秒)
くわしい吸入の仕組みを教えていただいてありがとうございます(^v^)。最近は休日になると手帳と一緒に持ち歩く日々が続いています。なかなか重宝しています(^v^)。
(2010年05月20日 08時32分15秒)
私もカートリッジにスポイトでインクを吸入するのを楽しんでいます。最近は注射器型のスポイトが職場に家庭に大活躍です(笑)。
(2010年05月20日 08時34分37秒)
この万年筆はけっこう複雑ですよ。今度吸入するときが楽しみです(^v^)。
(2010年05月21日 08時43分13秒)
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