カテゴリ:川や海
県民が500万人を突破した記念に1986年に千葉市中央区に建てられた千葉ポートタワー。塔の高さが125mで、4階が展望回廊。360°のパノラを楽しめる。2階には、「恋人の聖地」と命うって、南京錠掛けや縁結びスポットがある。少しでも少子対策になればと願う・・。
海辺の塔なので、強風と紫外線への備えが必要だ。毎秒60mの強風と震度7の揺れに耐えられる設計で、ダイナミックダンパーを採用した免震構造である。強い日差しを遮断するために、ハーフミラー(金属原子がガラス表面に付着)が塔を覆っている。 ポートタワーは、千葉港の仕事振りと営みを見つめている。西側には、NAA千葉港石油ターミナル基地がある。成田空港の航空機燃料を供給している所。丸紅エネックス本社の貯蔵タンク群がある。15万KLの石油と8万トンのLPGガスを貯蔵できる。7万tタンカーが行き交う港である。 塔北側には、日本サイロ(株)の穀物基地がある。122本のサイロを持ち、最大13.5万トンを貯蔵できる規模。バケットエレベーター、ベルトコンベア、アンローダーなどの機械を駆使して、毎時1200tの物流を処理している。企業専用岸壁で占められている景観だ・・。
写真-1 青くスリムな千葉ポートタワー。形状的には安定感に欠ける。 写真-2 NAA千葉港石油ターミナルがある新港。沖合に富士山が顔を出している。
写真-3 日本サイロの穀物陸揚げ基地を眼下に望む。4階ビュープロムナードより。 写真-4 2階愛のプロムナードには、天空縁結び処と南京錠を掛ける聖地がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年04月01日 09時36分03秒
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