カテゴリ:川や海
港町横浜には、シンボル的存在の歴史的建造物「横浜三塔」がある。キング、クイーン、およびジャックと呼ばれ、親しまれてきた。長い航海をした船乗り達は、これらの塔を目印に入港したことだろう。三塔を一望する3スポットを巡ると願いことが叶うらしい・・。
キングの塔は、神奈川県庁本庁舎。関東大震災で焼失した後、復興事業のシンボルとなった建物。高さ48.6mで、昭和3年(1928年)に建つ。本庁舎屋上からは、大桟橋や入港する船を眺めることができるという。 クイーンの塔は、横浜税関の建物。高さ51.4mで、昭和9年に建つ。海側からは、白鳥が翼を広げたように見える。塔の屋根がイスラム寺院風に出来ている。2003年に改修され、ひときわ美しく女王の名にふさわしい。 ジャックの塔は、開港記念会館。高さ36.0mで、大正9年に建つ。関東大震災では、鉄材を入れたレンガの外壁が残ったが、保存・復旧され今日に至る。塔四面すべてに時計を配している。横浜市中区の公会堂として現役で活躍している。
写真-1 大桟橋客船ターミナルから三塔を一望できる。逆光とふじ丸でこの日は見えず。 写真-2 重厚なキングの塔。神奈川県庁本庁舎を正面から観る。どっしりとした佇まい。
写真-3 白く美しいクイーンの塔。2003年に改修され美しさが蘇った横浜税関の建物。 写真-4 赤レンガのジャックの塔。自由に出入りできる開港記念会館。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年04月01日 09時18分30秒
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