カテゴリ:川や海
太平山から尾根伝いに西へ1.8km(50分)歩くと晃石山だ。更に南西方向を見ると馬不入山、岩船山が続き、チョットした縦走気分を味わえる。標高419mの晃石山頂には、晃石神社の奥宮と一等三角点がある。 晃石神社は、鏡石(神石)が日夜恍々と輝いたとの伝説と山岳信仰を結びついた神社。奥宮の参道を登り鳥居を潜ると、北に日光男体山が見える。山頂からの北の眺望が良く、日光白根山から那須岳まで見渡せる。 晃石山の一等三角点は、少し大きいのが特徴だという。全国に一等三角点が972箇所あるが、栃木県には11箇所しかない。その中で、晃石山が栃木県で最も古い(明治12年)とされる。約55km離れた男体山にも、標高2,486mに一等三角点がある。 太平山-晃石山の尾根南の緩斜面は日当りが良く、果樹園が広がっている。葡萄や梨の生産が盛んで所。晃石山麓に山桜が咲く頃、白い梨の花も咲く。強い北風は、これらの尾根で遮られる。その他にも葡萄の生産に適した要因があるのだろう・・。 写真-1 標高419m晃石山から日光連山を望む。 写真-2 晃石山の山頂は晃石神社の奥宮でもある。一等三角点がある貴重な頂き。 写真-3 太平山から大中寺へ向かう遊歩道から見る晃石山。山肌に山桜が点在。 写真-4 大平山-晃石山の南麓に広がる果樹園と山桜。栃木県内有数の葡萄と梨の生産地。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年04月12日 11時08分46秒
コメント(0) | コメントを書く
[川や海] カテゴリの最新記事
|
|