カテゴリ:海外旅景色
バルセロナ港よりライエタナ通りを北西に800m歩くとアントニ・マウラ広場(交差点)に至る。この通り周辺が旧市街地・ゴシック地区である。中世の町並みを今に伝えるとともに、再開発が進んでいるエリアである。 マウラ交差点から西にひと際存在感を示す大聖堂(カテドラル)ある。3世紀に造られた教会を14世紀頃ゴシック様式に再建築した教会。正式名称をサンタ・エウラリア・バルセロナ大聖堂という。バルセロナの守護聖人を祀る。 カテドラルと港の中間付近にマル教会がある。バルセロナが地中海貿易で栄華を誇った14世紀に建立されたゴシック様式の教会。特に外洋航海に旅立つ人々は、この教会で安全を祈った。正式名称をサンタ・マリア・ダル・マル教会という。日本の船によく「丸」と付けるが、この教会に由来するという。 ゴシック建築の特徴は、尖頭アーチとアーチ天井、大きな窓とステンドグラスである。3年間ほど函館に住んだことのある小生にとって、函館元町カトリック教会をすぐ思い出す。港を見下ろす場所に建っていたゴシック建築の荘厳な印象が蘇った。 写真-1 カテドラル広場とバルセロナ大聖堂。 写真-2 カテドラルの正面。バルセロナの守護聖人を祀る。 写真-3 アントニ・マウラ交差点。重厚なビルが並ぶ通りからカテドラルへ向かった。 写真-4 カタルーリャ・ゴシック様式のマル教会内部。支倉・遣欧使節団も航海の安全を祈願したという。 写真-5 マル教会前のボルン通り。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年04月20日 10時59分55秒
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