カテゴリ:RCクルーザ旅景色
ホテルで夕食を済ませて、東寺の紅葉ライトアップを観に出かける。東寺(教王護国寺)では、境内のライトアップと同時に、金堂・講堂の夜間特別拝観をしていた。18時から21時まで。拝観料千円。九条通りの南大門から入場できるものと思っていたが、入口は東門(慶賀門)1箇所だった。少し遠回りする。 東寺の象徴である五重塔は、826年弘法大師の創建着手に始まった。過去4回雷火などで焼失している。現在の五重塔は、1644年徳川家光の寄進によって竣功したもの。木造塔として日本一高い五重塔(高さ55m)。もちろん国宝だ。 月が出ていたが三脚持込み禁止なのでブレしてしまう。ライトアップされた紅葉と京都タワーの頭上に、月齢18日の居待月が輝いていた。五重塔の相輪はライトに照らされ白く見えた。相輪は、仏塔の頂部に金属製の飾り。七つの部位からなるが、避雷針も装備されている。 強い地震があっても五重塔が倒壊しないのは、「心柱」があることが知られている。塔の荷重を支えるのでなく、塔本体の揺れを軽減するためで、千年も前から「制震」の考え方があった。[RC海号による旅行記-17]
写真-1 東寺の紅葉ライトアップ。 写真-2 瓢箪池に映り込む五重塔。 写真-3 夜空に映える五重塔。 写真-4 もみじのライトアップ。 写真-5 東寺の夜景と頭上の居待月。 写真-6 国宝五重塔、心柱の四仏、相輪の避雷針。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年12月29日 06時00分06秒
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