竹田和平さんへ本田健さんの質問が続きます。
普通の人はハードルばかり考えてしまうが、竹田さんには障害はないのでしょうか?
「障害があれば、それも触れるほど鮮やかにする。」
それでも上手くいなかないときは?
「いろんな人と会って、褒めてもらうこと。自分のOKパワーを溜めてゆくこと。」
竹田さんは普通の人よりも高いところに生きているように見えます。
低いところにあるものは見えない?
「そうですね…一番肝心なことは類の法則。
人は分かるものに寄って集まる。いま、ここにいる人も本田健さんの心が分かる人。
心のレベルが高い人を、私は『まろ』と呼んでいる。」
「まろ=まごころ」という独特の単位を使っている竹田さんによると、
「まろ度」が高いとは、心のレベルが高いということだそう。
「幸せを生み出すはずの資本主義が、不幸をばら撒く場面が増えてきた。
どうすればいいか→「まろ度」をアップすること。
心のレベルが一段上がると、みんなの顔が見えてくる。
みんなが何を買いたいか、何を作ればいいかが分かってくる。」
講演のあった日は、竹田さんの誕生日に近い日だったのですが、
竹田さんは全国の同じ誕生日に生まれた赤ちゃんに金貨をプレゼントしているそうで、
その数は多い年で1000人くらいになるそうです。
「世の中のお役に立ちたいと思い、11年前に少子化問題が起こったときに、
どうしたら赤ちゃんを産む人が増えるかを考えた。→金メダルをあげたら自信になる。
金メダルは減らない、子や孫にあげることができる。代々伝えてゆけば
「運がよかったからあげる」「おじいちゃんが運がいいのをくれた!」となる。
こんな面白い投資話があるかね?自分が儲かる話ではないが、非常に投資し甲斐がある。」
和平さんは金貨が、社会とか生まれてくる人の役に立つと考えているんですね。
「みんなは小さくテリトリーを決めている。
好きなことをやること。嫌いなことは、必ず失敗する。
楽しいことをすれば、みんなが集まってくる。
みんなのために無私になってやれるようになると、非常に大きなことができる。
感動を伴った意識は、ずっと使える。褒められたときに感動するから、よく覚えている。
人を励ますこと。
『花咲かじいさん』になって、希望の花を咲かせたい。」
続きます。
「知性美(次へのヒント)の日記)