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カテゴリ:教育
本日の関口宏サンデーモーニングで長崎市長銃撃事件を取り上げていた。伊藤一長市長は核兵器廃絶に向けて国連の会議でも堂々と核兵器の違法性を訴えており、信念、情熱、実行力の人だった。
その人を衆人環視の中で銃撃した暴力団幹部はとうてい許すことはできない。工事中の市道で自分の車が損傷したことに対する市側の対応に不満をもっていたことや、市の発注工事に自分が関係する企業が参入出来なかったことなどから、経済的に困窮して自暴自棄に陥っていたなどが取りざたされているが、金に困ったから人を殺すとする神経には戦慄する。 金に困っていた中で背後の大きな勢力が金をちらつかせて殺人をそそのかした可能性もあり、背後関係を徹底的に調べる必要があるが、頼まれたにしろ、なににしろ、殺人を実行する人間をこの世からなくしたい。 戦争では殺人を正当化しているが、正当な殺人などある訳がない。死刑は犯した殺人等の償いとして、認められてきたが、その執行は容易にはなされないし、死刑制度を廃止した国も増えてきた。 殺人は絶対悪として、戦争は勿論、そそのかしや恨み、欲望等からの殺人衝動をひきとめる、強い心を一人一人にがっちり植え込む必要がある。暴力団員だって可愛い小学生だった時もある。いつから暴力団員になったのか分からないが、学業その他、社会の荒波の中で落ちこぼれてしまったのかもしれない。小学校から一人一人に命の大切さと犯してはならないものであることをくりかえし教えてもらいたいと思う。 暴力団員の方々は屈強な若者が多い。反社会的な行動をするので、恐れられたり、取り締まられたりするが、屈強な体力を生かして災害救助や、農作業や工場作業の手伝いなどに生きる道を見出してもらいたいと思う。 暴力団も会社形態をなしているが、今のままでは仲間同士の喧嘩や社会からの拒絶で、運営が大変だ。組の目標を設定して、この組の目的は人助けだと明記して活動していけば徐々に社会からも理解されていくと思う。 暴力団員に限らず、人を殺す人は、心が貧しく弱い人たちである。そういう人間にならないように、幼稚園や小学校の時代から、強く正しい心が培われるような教育をしっかりしてもらいたいと切に願う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.22 13:56:21
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