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テーマ:ニュース(100169)
カテゴリ:教育
大阪個室ビデオ店で放火があり、15人が亡くなった。火災報知機は設置してあったがあまり役に立たなかったみたいだ。
火災報知機には熱に感ずるタイプと煙に感ずるタイプがあるとのことだが、亡くなった人はみな一酸化炭素中毒でなくなっている。火に焼かれれて亡くなったのではない。熱感知式だと、周囲の温度が65度以上にならないとならないらしい。煙感知式の方が早く教えてくれるが、このお店の報知機はどちらのタイプだったのだろうか? 熱感知式だと報知器が鳴る前に一酸化炭素中毒で意識を失ってしまうこともありうる。火災発生時3人の店員がいたとのことだが、あまりの煙に驚き、客を避難誘導するでもなく、自分の身を守るために必死で脱出したと言う。 ビデオを貸し付けたり返却を受け取ったりする仕事は申し受けていたが、まさかの時の対応についての業務心得はなかったものと思われる。学生アルバイトだったのかも知れないが、災害時の客への連絡誘導は必須業務と考える。彼らはパニックになってしまい、ただ逃げることしか頭に浮かばなかったのだと思う。 私たちがその店員の立場だったらどうだろうか?同じように逃げてしまった人もいれば、勇敢に各個室に連絡して歩いたり、スピーカーでどなって歩いた人もいるだろう。 放火した男は到底許すことはできないが、火災が発生した直後の避難、誘導は極めて重要である。それができなかったことも被害を大きくした要因である。 私たちも日頃それぞれの職場で、日常業務を行っているが、そこで火災に襲われた時どんな行動がとれるか、いつも自分の心に問いかけ、訓練をしておいて、まさかの時に対応できる人間になりたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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