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カテゴリ:教育
私達の頃は講義があって、5年、6年生になるとポリクリといって6人くらいの少人数グループで各科の勉強に回るというシンプルなもので、講義などは居眠りしている人が多く、試験の時だけ一夜漬けで、先輩が回してくれた試験に出そうなところだけ勉強して何とか単位はとるが何も知らない、何もできない状態で卒業する人が大半だった。卒後入局した教室でいろいろなことを教えてもらって徐々に一人前になって行くというのがかなり長く続いてきた医学教育のパターンだった。
最近医師不足がクローズアップされ、医学部入学希望者が増え、医学教育も見直されて、1年生の頃から病院で実習するコースを取り入れている大学もある。日医ニュースに埼玉医大の稲葉先生が書いていたが、最近は到達目標が提示されていて居眠りしていても卒業できる状況ではなくなり、知識の習得のみでなく、採血や傷の縫い合わせ方等の基本手技の習得もカリキュラムに入っており、態度等についても教えているとのことだった。従来は6年間も医学部にいて卒業時に採血や傷の縫合が出来る人はひとりもいなかったが、今の教育では全員がそれができるようにして卒業させるとのことである。素晴らしいと思うし当然のことだと思う。 今や医学部の入学定員が1.5倍に膨らみその広くなった門に多くの受験生が殺到する現象が起きている。そのため偏差値が高い人が合格する傾向が顕著になっており、女性合格者が年々増えている。平成12年以後の国家試験合格者の女性の割合は30%を超えており、医学部入学者が40%を超えている大学も多く、これからも増え続けて女性が50%を超えて、60%、70%になって行くのも時間の問題かもしれない。 それは高校生では女性の方が成績が良いからである。自著「親からのDNAで人生は決るのか?」にDNA的には男女で頭の良さは違わないと書いた。女生徒の方が成績が良いのは真面目に勉強するからで男生徒だって同じように勉強すれば負けるはずはないとも書いた。 男と女は頭脳的には全く差はない。最近の高校生の男女の学力差は遺伝的なものではなく、真面目に取り組むか否かにかかっているので各々ひたむきに努力してもらいたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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