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今が生死

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2014.05.24
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カテゴリ:仕事
FJ3102360001.jpg ハクチョウソウ

今朝の新聞に「過労死防止法案成立へ」という記事が載っていた。過労死防止推進法案が超党派の議員立法で衆院厚生労働委員会に出されて全会一致で可決し、今月中に本会議にかけられ今国会で成立する見込みになった。

過労死家族の会代表の寺西笑子さん(65)の夫はチェーン店の飲食店店長だったが、厳しいノルマと長時間労働を強いられて過労自殺した。夫のように過労死する人をなくして欲しいという願いが国会議員に受け入れらたということで傍聴席を埋めた遺族たちは両手を上げて喜んだとのことである。

人間を金を稼ぐ機械と考え、使えるだけ使い切ろうと考えるのは人間に対する冒涜である。ノルマを決めてそれを達成できない場合は解雇もしくは減給処置にされるのはたまらない。ノルマを達成しようとして、力尽きて病死したり自殺したりすることのないように、しっかりと法整備をしてもらいたいと思う。

私は今土曜日の当直をしている。朝から外来患者さんが大勢来て午後からは当直帯に移ったが救急車が2台続けて来て医師は一人しかいないのでてんてこ舞いだ。しかもこれから夜中にかけて救急車や急患がくる。殆ど寝ることはできない。厳しい仕事なので、途中で死んだら過労死と言われるかもしれないが、家族には「たとえ死んでも過労死ではないからな」と言ってある。

過労死と私のような人間が死ぬのとでは違う。過労死は強制的に働かされて体調を崩したり自殺したりするのだが、私の場合は強制されたわけではなく好きでしているのだからそれで死んでも過労死にはならない。

同じ仕事でも自分から進んでするのと、人から強制されてするのでは疲れ方も精神に対するダメージも全く違う。もし私が同じ量の仕事を強制されてしたとするならとっくに過労死していたと思う。

法の整備は必要だが、個人的にも厳しい仕事の場合はやらされていると考えないで自分からしていると考えてもらいたい。そうでなければ尊い命を落とすことになるので精神的防御法も身につけてもらいたいと願う。





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Last updated  2014.05.24 20:34:24
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