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テーマ:お盆(298)
カテゴリ:生き方
盆飾り、例年滋賀県から孫達がきて馬や牛を上手に作ってくれるが今年はコロナで来てくれなかったので自分で作ったがあまり上手に作れなかった。
昨日からお盆さんでキュウリで馬を作りナスで牛を作って盆飾りをした。お墓参りから帰ってきた夕方迎え火を焚いたが小降りだったが雨が降っており何十年間で迎え火の雨ははじめてだった。今日は新盆の挨拶に2軒行ってきた。昨日お墓参りに行ったときお寺でお盆についてのマンガ小冊子を下さったので読んでみた。お盆にまつわる話は色々あるのだと思うがここでは釈迦の10大弟子の一人目連について書いてあった。 ある日彼は優しかった母のことを思い出した。仏教ではあの世は地獄、餓鬼、畜生、修羅、人界、天界、声聞、えんかく、菩薩、仏界に分かれているがあんなに優しかったお母さんなのできっと天国にいっていると思って超能力を使って探したが何処にもいなかった。修羅界、畜生界を探したがいなかった。そしてあちこち探したらこともあろうに餓鬼界に落ちていたのである。餓鬼界と言うのは欲に支配されたむさぼりの状態で食べ物や金銭や時間その他様々な欲望に飢えておりみるも無残な姿であった。師匠のお釈迦さんに相談したところ「お前には優しいいいお母さんだったと思うが我が子可愛さに夢中で他人のことはあまり思ってやらなかった結果が餓鬼界に落ちた理由だ。子供のお前が人様のために尽くせばお母さんも救われる」と教えて下さった。そこで8月15日(旧暦7月15日)に修行僧が卒業する時に彼らに真心の食べ物をふるまってやったら母親は餓鬼界から抜け出して天界に行くことができて人々は喜んで踊りを踊ったがそれが盆踊りとして伝わっている。真心の食べ物は野菜や果物などの盆のお供えとなったということである。 恐らくこれは一説で他にもお盆にまつわる話は沢山あると思うが、この目連の母親の話は現在の我々にも参考になると思った。自分や自分の子供のことばかりに夢中で他人様のお世話が出来なかった人は餓鬼界に落ちて苦しむとのことなのでお盆を契機に反省した生き方をしなければと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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