第百五十一夜 夢胎告知
赤ちゃん仕事で、その手の雑誌を見ていたのだけど、ぜんぜん、だめぽん。情報に埋もれるばかり。で、いけないことにすさんでくる。ステレオタイプにも幅はあって、その中で個性派というヒトやらおられるのだろうけど。オトナとして、まっとうすぎる。ごめんなさい。あきません。いえ、あやまらないといけないいわれはないのだけど。で、ちがうこと考えて仕事する。「お母さんに笑ってもらうために 生まれてきたんだよ。」こどもは、親を選んで生まれてくるという。親の人生にとって、シアワセあげたくて、最適なタイミングでやってくるのだと。「やったぁ!明日生まれてくるって。」胎児と対話できる幼児がいるらしい...。「悲しい心を助けたり、 小さな心をもらって大きくするの。」5才のこどもが話した、生まれてきた理由。うん、こどもってすごい。それから、胎内記憶があったりする。普通、6才過ぎると忘れるというけど、意外と覚えてるというヒトもいる。「溺れた。」「森?樹海かなあ。」とか。おなかの中でヘビさん(へそのお)と遊んでたんだとか。ヘビかあ。天地創造でも出てきてたなあ。何者?ヘビ。最近、リンゴばっかり食べてる。せんだって、オモシロイこと15、6才ほど年の離れた友達に言われた。女の子を産めと。だれのこどもさんですか?だれでもええやん。どうやってですか?体外受精。せやなあ、オレのを使ったらいいやん。私、働かないとだめです。うーん、オレの年から考えて、残したらなあかん金額は...。こら、真剣に考えるな...。クローンつくるぞ。酔っぱらいは、すごいこと想う。はああ、そんなことどうでもいい。ストレス?夜中にカボチャカレー食べてる。戦闘してもいいモードなのに、教えてよ。もしも明日わたしたちが何もかもをなくして、ただのココロしか持たない痩せた猫になっても、もしも明日アナタのためなんのトクもなくても、言えるならそのとき、ああ、もう、何も言わないで。何を聞けるというの。Je vais a la guerre encore une fois, toujours.Comme ce matin, comme d'autre matin.On n'y va.