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薔薇色のつぶやき

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SOLILOQUY rumi0503さん
2012年01月18日
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カテゴリ:黒執事

では 感想その1からの続きです。

凍てつく海に沈んでいく坊ちゃん。
身体が思うように動かず ただ力なく沈んで・・・

っと 執事がその小さな身体を引き上げにきました。よかった、よかったv
救命ボートに辿りつき、息を吹き返す坊ちゃん!!

降ろすのが間に合わなくて船と一緒に沈没中だった救命ボートを一隻拝借してきたようです。
さすが セバさんv

救命具と自分の燕尾を坊ちゃんに着るようにと。。

少し離れたところには 海中で助けを呼ぶ人達の声が・・・
しかし そこには 自分さえ助かればいいとひしめき合う醜い人間たちの姿が・・・。

「戻ればこのボートも沈められるでしょうね 離脱しましょう」

大きな救命ボートにはシエルひとり。
まだ たくさんの人が乗れるスペースが・・・。
でも 今戻れば 我先にと群がる人達によって ボートは沈められてしまうのが明白。。

坊ちゃんの胸は痛んだでしょうが それでも 冷静な判断だったと言えなくもなく。。

というか セバさんにとっては 坊ちゃん以外の人間の命など 取るに足らない、
バッタのようなものだから 当然の選択でしょう。

セバさんは バタ足でボートを進ませます。。

極限の寒さと疲労で坊ちゃんの意識は朦朧としてきて眠気が・・・

「! 坊ちゃん、眠っては!!」
直後、セバさんの足をゾンビがガブリ。。

すぐさま 頭部を蹴りしますが、なんと 彼らは呼吸をする必要がないので
溺死せず、水の中でも動けるようです。

なんてこったい(><)

ってことは 沈んだ船体の中にあったゾンビ全て お元気ってことですよ!?

ゴボボボボボ・・・・

ふたりがボートの周りを見渡すと・・・無数のゾンビたちが取り囲んでいました!!
ヒィ~~~~~~ びっくり  怖いよ、おかあしゃん!!ショックショック

「上がれ、セバスチャン!」

坊ちゃんが セバさんに手を差し伸べます。
セバさんがボートに上がるや否や ゾンビたちがボートに這い上がろうとしてきて・・・!

どれだけいるかわからないほどの無数のゾンビが ボートの周りに群がっています(><)

彼らはその身体が朽ち果てるまで ただ魂を追い求める・・・
坊ちゃんの周りに群がっているということは 
「このあたりで生きている人間は坊ちゃんだけ・・・ということでしょう」とセバさん。

沈没した船の跡には生存者はなし。

坊ちゃんが振り返ると 大分離れたところに生存者たちのボートが何隻か浮かんでいるのが
見えて。。

「なら 逃げられないな・・・僕らが逃げれば リジーたちが狙われる
生存者を危険にさらすわけにはいかない・・・」

幸いなことに 一番間近な魂にしか目が行かないゾンビたち。。

まだ 乗れるスペースがありながら 何人かの人を残してきてしまった坊ちゃんたちでしたが、
ここで ひとり離れてボートに乗っていることの意味が出て来ました。

生死の限界に近い状況でもまだ フッと笑うだけの余裕をもっているとは・・・!
坊ちゃんが凛々し過ぎます。。(*/-\*)

「ここで食い止める やれるなセバスチャン」

先ほどの死神や葬儀屋さんを相手にしていたことに比べれば 死にぞこないのゾンビを
潰すことなどセバさんには容易いことなのでしょうが、とにかく 数が多すぎて・・・
それに セバさんは重傷を負っている・・・

「使用人に問いかけなど不要です どうぞご命令を」

かなり大変なことになるのはわかっているだろうけど それでも 悪魔の美学は譲れない。
眉をしかめながらも 命令を促します。

坊ちゃんもそんなことは 重々承知。
でも 眼帯を解き、命令を下します。

「命令だ セバスチャン 掃討しろ!! 」

「イエス マイロード」

 

 

鳥肌!! 。゚+.(≧∇≦)゚+.゚゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚ヾ(´∀`*)ノシ

悪魔目 セバさん かっこええ!!!!!(/ω\*)  ダブルハートダブルハート

上下 見えてるよ(p≧∀≦q)〃ハートハート

「少々揺れますよ ボートに掴まって」
オールを手に 群がるゾンビたちを 切裂き、叩き潰していく悪魔さま。

面白い

人間は死して尚 他者を蹴落とし 欲しいものを手にしようとするのですね

返り血で 悪魔の顔はに染まり・・・

本当に強欲な生き物だ!!

 

オオオオオオオオオ・・・・!!
真っ暗な海に ゾンビたちの声が響きます。。

少し離れたところには 無事にリジーやスネークたちが救命ボートに乗っていて・・・。
リジーは気を失ったままですが、スネークとエドワードは暗闇の中で不気味に響き渡る声に
シエルの身を案じます。。

 

そして 夜が明け・・・
セバさんと坊ちゃんの乗った救命ボートに群がっていたゾンビたちは 全て掃討され。。

「終わった・・・のか?」

坊ちゃんの問いかけが合図かのように セバさんは胸を押さえ 崩れます。

さすがの私も・・・デスサイズでの一撃は応えました・・・

身体を押さえる手袋からは まだ血がにじみ出し、全身も血で汚れてるセバさん。。

それを無言で見つめ、そして アンダーテイカーが残して行った遺髪入れに視線を落とし
彼の目的について考える坊ちゃん。。

「その遺髪入れを坊ちゃんがお持ちの限り またいずれ会うことになるでしょう」
坊ちゃんに危害を加える様子はなかったが 自分はもう会うのはごめんだとセバさん。。

苦しそうに息をし 咳込むセバさんに
「お前が そんな風になるところは 初めて見た」と坊ちゃんは言います。

「申し訳ありません この様なお見苦しい姿を・・・ ファントムハイヴ家執事失格です」
契約のためとはいえ、自分を守るために、身を呈してボロボロになって戦った悪魔を
目の前にする坊ちゃん。。

坊ちゃんにとっては 憎むべき悪魔なのでしょうが、それでも 誰よりも強い信頼と絆で
結ばれてるふたりなんじゃないでしょうか(≧∇≦)!!!

どの人間よりも 一番近くにいる存在。。いろんな意味で・・・v

流石の坊ちゃんも 今回は傷だらけで血まみれの執事に悪態をつくことはありませんでした。
それどころか、救助船を目にすると

「ファントムハイヴ家の執事がいつまでも そんな様子で要られたら困る
屋敷に戻ったらよく休め  今日はよくやった

と声を掛けます!!

きゃぁ~~~~!!
坊ちゃんの睫毛が なんて長くて 美しいの(p≧∀≦q)〃

少し辛口の言葉が入ったものの、坊ちゃんにとっては セバさんに対する最大の讃辞
ですよねきらきらきらきら( ̄ー ̄☆キラリ

普段、聴き慣れない主の偽りのない労いの言葉に セバさんも今回ばかりは驚き、
嬉しかったようです。。

「この後 嵐なんてごめんです」って言うセバさんですが 二人のシルエットが 
あらヤダって感じ(/ω\*)ハート

坊ちゃんの視線が まっすぐセバさんに向けられているのがいいですよね!!!

死線を潜り抜け、生き延びた二人。。 ほとんど セバさんのお陰ですが・・・。
今回の出来事により、二人の関係が近くなったんじゃないでしょうか!?

表向きは 相変わらず平行線のままだとは思いますし、この平行線はいつまでたっても
平行線だと思いますが 平行線の間の距離が縮まったってことで (〃∇〃v)

これは 疑う余地はありませんよね♪

お屋敷に帰ってからの二人が見たいのですが・・・
ヨレヨレでフラフラの弱ったセバさんが・・・(*´д`)ハァハァダブルハートダブルハート

いつものように仕事をいたしますとか言って 普段と同じように動くんだけど 
何かした拍子に痛みで 眉を寄せたりするエロいセバさんが見たいです。。

悪魔って 凄い傷を負った時はどうやって治癒するんでしょうね?
多少のことなら すぐに治ってしまうみたいですが、デスサイズクラスの傷となると・・・
悪魔は寝ないみたいだし・・・
それでも やっぱり横になっていた方が早く治るのかな??

口ではきっと坊ちゃんもいつものように 事務的に接するんでしょうけど
本当は ちょこっと気になってたりして そんな気持ちが僅かに表情から汲み取れたら
なんか幸せな気分になれますね♪

ま、でも 多少刺激的なキツイこと言ってあげた方が セバさんの回復が早くなるような
気がしないでもないのですけどねwww

 

来月号からは またガラっとカラーの違うお話になるのだそうです。
明るい話でしょうかね??

ここのところ事件が続いていたので ファントムハイヴ家で過ごす穏やかな日常が見たいです。
その中での二人の駆け引きとかね♪

では 次号を楽しみに待つとしまーす(〃∇〃v)

 






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Last updated  2012年01月19日 00時14分04秒



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