銀座でランチ。町方ですすられるそばに対して、僧侶が精進料理としてすすった寺方そばの店。
向島に本店(昭和2年創業)があり、
『
円龍のそば行脚』によれば、本店を2代目、銀座店を3代目、浅草店を長年の職人が受け持っている。
私が利用したことがあるのは浅草店のみ。
【寺方蕎麦 長浦】 中央区銀座5-7-10 ニューメルサビル7F
ホームページ、
ぐるなび、
紹介ブログ1、
紹介ブログ2
「蕎麦の起源は寺にある」といった特集を扱っている雑誌の
『
一個人 こだわりの本格蕎麦』や
『
蕎麦春秋 2009年 03月号』などには、だいたい2代目店主が登場する。
愛知県妙興寺に慶長年間在籍した、僧侶恵順が記した「蕎麦覚書」を現代風に再現している。
その名物そばのひとつ、『妙興寺そば』\1,200をいただいた。
「
茹で上げた蕎麦を冷水で洗い、白鬚大根と和えて椀に盛り、いり胡麻、海苔を蕎麦の上に散らします。
汁は、庫裏納豆、あるいは寺納豆ともいわれた食材を調味し、禅味の代表的な蕎麦といえるでしょう。」
とのことで、以前、浅草店でいただいた時は、もう少し味噌味を感じたものだが、今回はそれほどではなかった。さっぱりした味。細いそばがおいしい。
5月末までのサービスで『もりそば』が安い。
じゃぁ、いただきましょうか。
細いそばが秀逸。つゆもいい。浅草店でも感じたが、寺方蕎麦を出さなくて、普通の『もりそば』で十分勝負できるおいしさ。
さぁ、次は本店で食べるぞ♪
ごちそうさまでした~
※ 2012年7月閉店
にほんブログ村