静岡県民は、江戸そばの原点は静岡だとひそかに思っているようだ(笑)
「江戸で栄えたそばも、原点は駿府(静岡)のそば。大御所家康公と一緒に江戸入りしたんだから…」
代々が晒屋(さらしや:木綿を川の水で晒(さら)し、紺屋に納める商売)で、明治になる1年前にそば屋に転業した【安田屋本店】さんを訪れた。
徳川幕府最後の将軍である徳川慶喜が駿府に隠居した時に贔屓にしたらしい。
【安田屋本店】 静岡県静岡市葵区横内町53-1
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平成6年に隣家からの出火で全焼したが、翌年には新築。新店舗は城下町の商家を見事に再現した蔵造り建築で、店につづく白壁の土蔵とともに「静岡市民景観賞」を受賞し、静岡市の観光名所ともなっている。
契約栽培している長野県柏原産のそば粉を使用(霧下そば)。
メニューを見ると、生粉打ち(十割)の手打ちの霧下そばの他に、少し安めで手打ちとは書いてない二八の霧下そばがある。
名物の『駿河そば』\1,600をいただく。
『大御所』、『茶っきり』、『せいろ』の3種のそばと天ぷらが楽しめる。
※大御所:純白の更科そば
※茶っきり:高級抹茶を練りこんだ香り高い変わりそば
※せいろ:信州柏原産100%の生粉打ち
が、遅めの入店だったので『茶っきり』が品切れorz
2色でいただくことにした。
ふたを取る。
『茶っきり』がないので、真ん中には『大御所』と『せいろ』が半分ずつ。
真っ白な『大御所』が色も味もすばらしい。『せいろ』はまずまずのおいしさ。
天ぷらは海老の代わりに、きすの天ぷらかかき揚げにできるとのこと。
クーポンでいただいた『かやくごはん』も嬉しい。
『茶っきり』が食べられなかったのは残念なものの、老舗のおいしいそばを食べられて満足。
ごとそうさまでした~
手づくり味一番! 木内麺業「信州霧下そば」
旨い"そば"でご高評!!妙高高原 霧下そば 5人前