ワインバーでボジョレー・ヌーヴォーと新そば。それは
黒胡椒をかけて食べる十割そば。
北千住の老舗のそば屋【柏屋】さんの隣のビルの2階。
【ヴィノフルート】 千住2-32 マスダビル 2F
ちょっと古いホームページ、
紹介ページ、
紹介ブログ、
池田屋マガジン
ソムリエの資格のあるマスターがひとりで切り盛りしていて、落ち着いた雰囲気の中でワインの薀蓄に耳を傾けながらワインを楽しめる。
ボジョレー・ヌーヴォーは、店としては別に思い入れがなくてあまり仕入れていないのだが、1杯いただいた。
『ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー』のなんとかで詳細は失念。\1,000くらい。お祭りの1杯。
つまみで『ラクレット』\800。私にとって、この手のラクレットのオーブンを初めて見たのがこの店。パンとポテトが選べるがパンで。おいしいね。
『'05 ムルソー・ヴェルジェ』\2,200と『チーズ盛り合わせ』\1,000くらい。
青カビのチーズの「ロックフォール」と、あとは失念。
皿の上の大きな白いものは洋梨のラ・フランスで、ロックフォールと一緒に食べてみて、とのこと。
マッチしているが、まぁ、そんなにも好みでもないな。
それにしても、ワインとチーズってホントいい組み合わせだね。
さて、そばを食べよう♪ 普通盛りで\1,000、大盛りで\1,500、ワイン付き。
マスターが作るそばは本格派。
そば粉は信州・蓼科産(工場は上諏訪)の新そばで16日に届いたもの。
十割そば。打ち粉もさらしな粉。 ※「さらしな生一本」(さらしな粉100%)もたまに打つとか。
つゆも自家製(6時間、利尻昆布と鰹節をたっぷりと使って作る、と以前言っていた)。
本山葵使用。目の前で皮を剥いてすりおろしている。
茹で時間は15秒(と言ってたけど、実際には25秒だったw)。
このそばがかなり細いけど、おいしいの。
こんなことを書くと怒り出す人がいるかも知れないが、数日前に食べた鞍馬@西荻窪のそばを思い出した。
つゆは2つ用意され、ひとつは普通にそばを食べるもの。
薬味は本山葵、葱、揚げ玉。
そばと出汁が利いているつゆとの相性もよくておいしい。
もうひとつは、
そばに黒胡椒をかけて、つゆにつけて食べる。そして白ワインを飲む。
うん、いける! 2度目だけど、やはりおいしいよ、これ♪
実は出前のそばで胡椒そばを試したことがあるが、おいしくなかった。
十割そばだからいいのかも知れない。
そばを食べている最中にワインを飲むのではなく、飲み込んだ後にワインを口に含むといいみたい。
つゆがワインと喧嘩するかな?って思うんだけど、白ワインは「ムスカデ」で、アミノ酸を多く含んでいて醤油とマッチするとのこと。
ただし、葱と山葵とは合わないので胡椒そばの後がいいとのこと。
小麦粉の全く入っていないそば湯でつゆを割って飲むと、香りも良く、濃厚な出汁のうまさが感じられて嬉しい。
そばを少し残しておき、薬味を入れたつゆに入れ、そば湯で割って『かけそば』も楽しむことができるとのこと。
大変満足。また行きます。ごちそうさまでした~
【訪問履歴】
2回目:2008年8月14日 『チーズ盛り合わせ、ラクレット』 ※そばは食べず
1回目:
2008年5月03日 『手打ち蕎麦、チーズ盛り合わせ』
※ 2023年1月、閉店を確認