【特集:郷土料理のそば】の第3弾は、
京都の『にしんそば』。
『にしんそば』は、文久年間(1861~63)創業の京都のそば屋 【
松葉】の2代目が明治15年に発案したのが発祥とのこと。
もともと、身欠きにしんは京の人々にとっては大切なタンパク源であり保存食だった。
【松葉】の2代目が、このにしんとそばを合わせることで、栄養バランスのとれた『にしんそば』を世に送り出し、以来、『にしんそば』は京の代表的な味として親しまれてきた、とのこと。
今日、訪れたのは湯島天満宮から目と鼻の先にある、京都四条通に本店(明治33年創業)があるおそば屋さんの東京店。
【やぐ羅 東京店】 文京区湯島3-29-5
ホームページ、
紹介ページ1、
紹介ページ2、
紹介ブログ
前日から「湯島天神梅まつり」が始まっている(3月8日まで)のと、合格祈願の受験生とかで、わりと賑わっていた。
いただいたのはもちろん『にしんそば』\1,200。
ランチタイムにはサービスで、ちりめんじゃこめしとお新香がついている。
おっと、つゆに天井の照明が映っちゃってるね。
「身欠きにしん」が使われているのだが、生のにしんと比べて干すことにより魚本来の旨みを逃がさずに閉じ込められているからおいしいね。
にしんから出るだしがつゆとうまく調和している。
ちりめんじゃこめしには、実山椒が振りかけけらているのだが、なかなかいい。
ホームページを見ると、ちりめんじゃこと実山椒にも力を入れているんだね。
そばがひやむぎみたいな感じで、あまり好みじゃないけど。
未食だが、冷たい『にしんそば』もある(
紹介ブログ)。とろろ&にしんの切り身が2枚ついている。
いずれ食べてみたいな。
ごちそうさまでした~
【訪問履歴】
1回目:
2008年6月28日 『にしんそば』
【関連ブログ】
■
2009年6月8日: 松葉@京都で『にしんそば』他
※ 【特集:郷土料理のそば】の一覧ページはこちら。
※ 『にしんそば』のコレクションのページはこちら。
※ 2012年初夏、閉店
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