『そばおはぎ』。
『そば寿司』や『そば稲荷』なんかは食べたことはあるけど、これは初めて。
こちらは、世田谷区松原の閑静な住宅街の真ん中にある純和風の落ち着いた雰囲気の
茶そば専門店。
【茶そば いな垣】 世田谷区松原4-20-1
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『蕎麦春秋vol.10』で紹介されていて、東京・浜田山や長野・駒ヶ根にある同名の店は先代(初代)の時代に暖簾分けした店だそうだ。
そばは一番(さらしな)粉で、抹茶は先代から懇意にしていた老舗茶屋【小山園】@京都から取り寄せている。
武家屋敷のような日本家屋で、席について素敵なお庭を眺めながらの食事ってのもいいもんだ♪
まずは、『もりそば』\650をいただいた。
綺麗な
茶そば。硬めに茹でられていて、コシがあっておいしい。
風味はそれほど感じられない。
薄めのつゆだけど、ちょっとだけつけていただくのがいいね。
あっ、あと、お品書きの「冷たいそば・うどん」、「温かいそば・うどん」の欄に「温・冷できます」のようなことが書かれていた。
その時は特に気にも留めなかったけど、「あつもり」や「冷やかけ」ができるって意味らしいね。
そば湯をいただいて、ほっとしていると...
お目当ての『そばおはぎ』\600登場。
綺麗なおはぎ。うっとり。おいしそう
ちょっと綺麗に切れなかったけど、餡の中は茶そばがぎっしり。
本来のおはぎを超えるものとは言えないだろうが、これはこれで楽しくていい。
ごちそうさまでした~
※ そばを含む異種麺混合料理の一覧ページはこちら(「番外」を参照)。
※ 2018年8月3日追記:
「散歩の達人 No.256 平成29年7月号」で紹介されている(p63)。
” 日本庭園を眺めながらの茶そば
もとは銀座にあった老舗の流れを汲む茶そば専門店。住宅地の中、堂々とした門構えと
大ぶりの松の木が目印だ。数寄屋造りの店内、コイの泳ぐ日本庭園と、素晴らしく居心地
がよい。でも高級店じゃないところがまたよいのだ。宇治産の抹茶を打ち込んだそばは緑
が美しく、ひと口手繰るとお茶が香る。このそばを自家製餡でくるんだそばおはぎも名物。
茶そばのほんのりした香りと苦み、これに甘みを抑えた餡が素晴らしい相性なのである。”
(写真)1.鳥取の大山どりを生醤油で焼いた風味豊かなきじ焼き900円。
2.そばおはぎ300円はお持ち帰りも。
3.天ざる1400円は海老とピーマンの組み合わせ。
4.ご主人の稲垣正則さんはこの道30数年。
5.日本庭園を眺める店内。