【特集:郷土料理のそば】の第16回目は、
栃木県佐野市の『大根そば』。
佐野厄除大師は3日でも参拝客がたくさん。
参拝を終えて出ると、すぐ北側にある佐野市観光物産会館の駐車場では尺八の演奏会などのイベントもあり、模擬店もいくつか出ていた。
『耳うどん』の店なんかもあるんだね。
ちょっといただいてみよう。400円。
会館内に置いてある佐野ガイドマップによれば、
「佐野市仙波町で昔から正月に食べられている、鬼の耳に見立てた郷土食。
無病息災や近所付き合いがうまくいくなどの言い伝えがあります。」
とのこと。
さて、佐野と言えば有名なのは『
佐野ラーメン』だけど、何度か食べたことがある。
それよりも、このブログ的には昨年の「
秘密のケンミンSHOW」で紹介された『
大根そば』。
大根の千切りがのったそばは佐野市民にとっては至極定番なもので、佐野市で『大根そば』を出すそば店は61軒中30軒、佐野市に住む栃木県民に『大根そば』と『おろしそば』のどちらが一般的かを取材したら、結果は『大根そば』だったそうだ。
※ 『大根そば』の
紹介記事1、
紹介記事2
佐野駅の南口を出てすぐのところにあるおそば屋さんで食べてみることにした。
![栗田そば店@佐野1](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/82/0000566782/65/img2b1c10afzikazj.jpeg)
【栗田そば店】 栃木県佐野市若松164
こちらも『大根そば』の幟が出ている。普及を進めている佐野そば商組合の店だ。
一般的なお品書きのほかに、冷たいそばのお品書きに載っている。
その『大根そば』\650をいただいた。
佐野の『大根そば』は、千切り大根を
(1)ゆでてそばに交ぜる
(2)ゆでてそばに載せる
(3)生のまま載せる
の3種類があるそうだが、こちらの店では (3)生のまま載せる だった。
そばと同じくらいの太さの千切り大根がたくさん乗っている。
これがね、大根のシャキシャキした食感が特徴的で、そばと一緒に食べると微妙にマッチしてわりといい。
そばそのものの食感を殺すのを嫌がる人もいるかも知れないが、素朴なおいしさを感じる。
クチコミ等見受けないお店のそばなんだけど、地味めだがなかなかおいしかった。
そば湯で余韻を楽しむ。ごちそうさまでした~
なお、
群馬県館林市でも『大根そば』が名物だそうで、いずれ食べてみたい。(
紹介ページ )
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