私のそば食べ歩きのテーマのひとつである”リゾート系”そば処を求めてやってきたのが奥多摩の【
氷川国際ます釣場】。なんか凄い名前だね。
「日原川の最下流を岩でせき止めた広々とした河川が特徴の釣場で、奥多摩駅から徒歩5分という近さもあって、休日にはビギナーからベテランまで多くの釣り人でにぎわい、子どもからお年寄りまで、初心者でも楽しめる手軽な釣場として人気です。
有料のバーベキューハウスや器具類も完備しており、釣りをしながら河原でバーベキューができ、魚を焼いてもらうこともできます。また、2Fのレストハウスで川を眺めながらの食事も格別です。」
とのこと。
入口(3階)に来ると「手打ちそば」「麦切り」の幟が見えてくる。
中に入ると案内が見える。
2階の食堂の冬期休業期間(2012年1月7日~2月29日)の期間限定でやっている店がここ。
【蕎麦太郎cafe】 東京都西多摩郡奥多摩町氷川397-1 氷川国際ます釣場2F
HP、
紹介ページ
母体は、手打ち製麺、製造、卸を行い、隣のJR白丸駅近くの「森のカフェ アースガーデン」(東京都西多摩郡奥多摩町白丸361-1)で店舗運営している【奥多摩 手打ち 蕎麦太郎】(未訪)。
こちらも「リゾート系」っぽいね
特徴的なのは『
麦切り』か
『麦切り』とは...
大麦粉50%と小麦粉(強力粉)50%と塩を使用して作った麺で、大麦の風味が楽しめ、コシの強さとノド越しの良さが特徴とのこと。
『麦切り』は山形県鶴岡市の名物麺でもあって、そこでいただいた時に書いた紹介文はちょっと違っていて、再掲すると
「
小麦粉をこねて薄くのばし、細く切るから『麦きり』という。
同様の作り方をそば粉でやれば『そば切り』、作り方はちょっと違うがくず粉でやれば『葛切り』という。
なんだ、うどんのことだよね?
麦きりは一般的なうどんより細く切られていて、庄内地方では、昔は『稲庭うどん』のような乾麺をうどんと呼び、家庭で作る生のうどんを麦きりと分けて呼んでいたようだが、乾麺の麦きりの商品も出てきて崩れている。
「麦きりだと思って食べれば麦きりになる」(笑)そうで、麦きりとうどんの違いについての詳細はこちら。」
となっている。
さて、入店。大きな木の6人掛けテーブルX2、奥に座敷、カウンター6席。
オフシーズンなので客は私ひとり。若い夫婦(+ちっちゃい娘さん)で切り盛り。
『手打ちそば』\500をいただいた。温冷が選べ、冷たいそばは、ぶっかけの『たぬきそば』。
冷たく締めてあって喉越しもよくておいしいそば
なかなかおいしいよ。
日原川(多摩川の支流)が見え、向こうには工場が見える。
太平洋セメント系列企業で石灰の採掘、販売を行う奥多摩工業の氷川工場。
なんか、すごいね
お腹に余裕があったので、『手打ち麦切り』\500もいただく。こちらは冷たいののみ。
これもまたおいしいの
そばよりも腰があって麦のおいしさを感じる。
ごちそうさまでした~
【関連ブログ:奥多摩のそば】
■
2011年8月7日:カタクリの花@奥多摩湖で『冷したぬきそば』
■
2011年8月7日:そばの花@奥多摩駅で『ざるそば』
【関連ブログ:麦切り】
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2009年5月25日:寝覚屋半兵工@鶴岡で『ざる麦きり、ざるそば』
※ 「リゾート系そば処」のまとめサイトは
こちら。
2022年1月発行
『さいはての駅カフェ探訪』で同じ経営の【ポートおくたま】@奥多摩駅とともに紹介されている。