『うどんすき』の店でも桜海老登場
【美々卯 新橋店】 港区新橋2-5-6
ホームページ、
紹介ページ1、
紹介ページ2
以前、京橋店で書いた紹介文を編集:
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大阪が本店の老舗で全国に21店舗展開する【美々卯】。
昭和3年頃に発案されて現在に続く『うどんすき』が有名だし、おいしいよね。
漫画『美味しんぼ』第43巻(1994年2月1日初版)第7話「疑問を抱く心」の”蒸し蕎麦”の話も読んで覚えている。
3年ほど前の日経夕刊の連載「人間発見」(2008年12月1日~5日)での薩摩夘一(さつまういち)・美々卯相談役の話がとても興味深い(後述)。
うどんのイメージが強いが、そばも力を入れていて
『
東京五つ星の蕎麦』でも京橋店が紹介されている。
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ホントは別の店の桜海老のそばを目指して新橋駅を降りたんだけど、店の前を通ったらこんなPOPが出てるじゃないか。
もう3月も終わりだし、30食の限定だし、内容も豪勢だから食べておかなくちゃ損、とばかり入店し、2階の禁煙席に案内される。
注文して待っている間に売り切れになったようだからラッキーだったみたい。
最初に桜茶、後でほうじ茶を出してくれるのも嬉しいね。小梅もあるし。
割り箸入れは私が倒したのではなく、横に並べる入れる仕様になっている
しばらくして到着。おぉぉ、結構豪華だ。
関西風味付けのそば、美味しいの
他の小鉢なんかもいいんだ~
そして、これまた素晴らしい桜海老と三つ葉の一口サイズのかき揚げ。実際には二口か三口でいただくけど(笑)
揚げ方がとても上手で美味しいの
デザートのフルーツもあって満足感一杯。ごちそうさまでした~
以下、以前記載したものを再掲:
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「美々卯の味」は全国でぶれないように支店長会で確認し、食材の品質と接客態度も厳しくチェックし、お客様第一を忘れないように心がけているという。
日経夕刊に連載の「人間発見」に書いてあったが、ここの就業規則がすばらしい。
その第1条は、
「大阪町人道に徹し、きびしい修行鍛錬を経て、最高の芸術作品を創り上げよう」と謳っている。
ここにある「大阪町人道」とは、東京の蕎麦屋として有名な「砂場」のルーツとなる、幕末のころの大阪で大繁盛した「すなば」の精神。
この「すなば」の繁盛にあやかろうと周辺にも蕎麦屋が何軒かできたが、本家本元にはまったくかなわず客足がさっぱりだったため、当時の「すなば」の主人は、ライバル店を助けるために営業時間を縮め、世間の喝采を浴びたのだそうだ。
つまり、自分の店だけ栄えればよいという狭い了見ではなく、同業者とともに大阪の町の繁栄に貢献したい、という心を美々卯の手本としている。
その他、「もったいない精神」や「有名人より町のお客様を大事に」などの話も興味深い。
また訪れたい味・店である。
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【関連ブログ】
@京橋店
◆
2010年05月13日: 『うずらそば、そば寿司』他
@赤坂店【閉店】
◆199x年xx月xx日: 忘年会
@京都伊勢丹店
◆2005年10月15日: 『美々卯弁当』
※ 2018年秋頃閉店