【特集:郷土料理のそば】の第25回目で
北海道美唄(びばい)の『もつそば』を取り上げたが、今回は、そのPart2ということで本場・美唄に行ってみた。
ホントは「郷土料理のそば」と言えるか微妙ではあるが、私のブログでは大目に見て「郷土料理のそば」扱いすることにしている。
ちょっと訪れるのが早まった感もあるが、7月13,14日の2日間、「第7回全国やきとリンピック in びばい」が開催される。
美唄は人口1万人当たりの焼き鳥専門店の軒数が北海道2位。(4.5軒)
全国7つのやきとり自慢のまちで構成する「
全国やきとり連絡協議会(全や連)」にも加入している。
美唄市の『焼き鳥』の最大の特徴は、レバー、ハツ、砂肝、内卵や皮などの鶏のさまざまな部位を1本竹串に刺して焼く「モツ串」。(
決定版 美唄焼鳥ガイド)
そして、美唄焼き鳥通が必ず〆に注文するのが鶏肉のダシで作ったかけそばだそうで、焼き鳥を串からはずし、そばの上にのせて食べるのがおすすめで、鶏肉の旨みとそば、スープが絶妙に絡みあいクセになるそうだ。
夕方に美唄駅を降りて目当ての店に向かうと【美唄屋台村】が見えてきたが、まだまだ時間が早すぎるのか、閑散としている。
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石炭の町で人口も増え、夜の街には羽振りのいい炭鉱マンが溢れ返っていた美唄も今は結構寂しい感じだ。
【美唄屋台村】を過ぎて、やがて、美唄焼き鳥の元祖の味を継承する店が見えてきた。
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【元祖美唄やきとり 福よし 美唄本店】 北海道美唄市西1条南4-2-16
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おぉぉ、昭和チック(笑) 札幌や東京にも支店を出す本店の姿がこれだ
入店してカウンター席に座るが、1番乗り。後客も5時40分くらいまではいないが、テイクアウトの注文がたくさんで、それもひとつの注文で30本~50本くらいなんだから驚き。
お店の人も5,6人+バイトのJK4,5人と多い。とにかく焼き続けている(笑)
お品書き見て、
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まずはビールと枝豆。
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焼き物は様子伺いに盛り合せにしたかったんだけど、そんなものはなく、右から6種を1本ずつ注文した。
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後で調べると、テイクアウト客と同じように10本単位のオーダーが普通みたい
![びっくり びっくり](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/a006.gif)
で、お品書きを見直すと、目当ての『もつそば』がメニューにない
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支店のようにメニュー化されているわけでない。
これぞ、原点で、客がもつ串とそばを注文して勝手にミックスさせる方式なんだ
6種の焼き鳥が揃っていただく。しばらくして気づいたが、味付けは塩・胡椒。
結構しょっぱぁ~い。炭鉱夫相手の伝統故か!?
気づいたってのはタレが邪道みたいだってこと
そして〆の『かけそば』+『もつ』。『もつ』は塩・タレ各1本ずつ。
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タレは甘いから、そばに載せることはないそうだ
![びっくり びっくり](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/a006.gif)
焼いてるところをほとんどずっと見てたけど、1回もタレが登場してなかったもんなぁ。
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塩のもつ串をそばに投入。
あれっ、そういえば、こちらの店のもつにはキンカンってなかったっけ?
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串をはずしていただく。おぉ、やはり、〆でいただくとなんとなく嬉しいぞ
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ごちそうさまでした~
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