東京ではあまり見ないメニューをいただいてみよう
【柏屋】 足立区千住2-32
ぶらり途中下車の旅、
紹介ページ1、
紹介ページ2
前回の紹介文を再掲:
★。・。・゜☆。・。・゜★。・。・☆ こ こ か ら ・。・゜★。・。・゜☆。・。・゜★
明治37年(1904年)創業の足立区で2番目に古い老舗そば屋だったが、1番古い千住1丁目の【そば久】が2014年3月に廃業したため最古に昇格。
『足立区walker(vol.3)』の「うまい店ランキング」の蕎麦部門で1位の大衆そば屋さん。
『
ぴあ足立食本(2014)』でも紹介されている。
千住の一等地にあるが、胡坐をかかずに新しいメニュー開発などにも余念がなく、地域に根ざした営業をしている。出前もやっている。
無休。中休みもなしで営業しているのもすばらしいじゃないですか!
手ごろな値段でおいしく、ボリュームもあって1品で満腹&満足させてくれるのも、酒&酒肴&〆のそばの趣味そば屋とは対極にあっていいね♪
この店が閻魔様と縁があるようで、落語の
圓窓五百噺ダイジェスト 204[蕎麦閻魔 金剛寺(そばえんま こんごうじ)]に出ている。
「金剛寺」ではなく、実際は「金蔵寺」。
『蕎麦春秋 2009年03月号』の26-27頁『三遊亭圓窓師匠に聞く「蕎麦三大噺」とゆかりの寺』でも説明されている。
また、辛口評論のJ.C.オカザワ氏が、
「山賊そばとか海賊そばなんてキワモノを見せつけられると、たじろぐというより、シラケちゃうんだよなァ。」
なんて思いながらも入店して『かきそば』を食べて、
「これはお見それしちゃいやしたネ。明治の老舗の底力に、深くこうべを垂れ」ているw
(上記 紹介ページ2)。
お品書きたくさん。アイデア・メニューいろいろ。
★。・。・゜☆。・。・゜★。・。・☆ こ こ ま で ・。・゜★。・。・゜☆。・。・゜★
今日は特に目当てなし。美味しい『牡蠣そば』がまだあるけど、違うものにしてみよう。
ということで『あんかけそば』\650。
東京だと、大衆そば屋で時々見かけるけど、そんなにポピュラーなお品書きでもないよね。
京都だとうどんが主となるけど、あんかけにすることが多いよね。片栗粉や葛粉でとろみをつけたそば。
こちらのの説明:
”
片栗粉や葛粉に含まれるでんぷん質は、水に溶けにくく、熱湯にはたちまち溶けて粘力を生じる性質があります。この特性を生かしたものが「あんかけ」です。かけそばをアレンジして片栗粉や葛粉でトロミをつけた温かい「あんかけそば」は、トロミのために食感がよく冷めにくいメニューなので、寒い冬に食べると身体の芯から温まります。「あんかけそば」を「よしの」と呼ぶこともありますが、それは上等な葛粉で知られる吉野葛(奈良県吉野産の葛粉)が由来で、おもに関西方面で使われていました。「あんかけそば」も江戸・幕末には登場していたメニューの一つです。”
具材は『おかめそば』より少し少ないような内容。 食べ進めても熱々で体もぽっかぽか
ごちそうさまでした~
※ 【柏屋】さんへの訪問履歴はこちら。
【関連ブログ:あんかけそば】
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2010年1月11日: 南千住砂場で『あんかけそば』他
野菜たっぷり和風あんかけうどん【P20Feb16】
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