せっかく新潟県に来たのなら、【特集:郷土料理のそば】の第14回目で取り上げている
新潟県の『へぎそば』を食べておこう♪ ということで、十日町に立ち寄った
【田麦そば】 新潟県十日町市辰甲406
紹介ブログ1、
紹介ブログ2
この店へは7年前に空振りしたことを思い出し、いまさらながらの再チャレンジ。
古くなってきたが、当時の私がたよりにしていたガイド本である
東京五つ星の蕎麦』の「全国蕎麦の名店217軒」に載っていて、観光案内所でもらった市内マップをもとに向かったのだが、道が省略してあったりして辿りつけず、結局、別の店で『へぎそば』をいただいている
今回は事前チェックもしていて、ちゃんと辿り着いたよ
”石臼を使い、自家栽培製粉した、そば粉と布海苔だけを、用いたこだわりのそば。
舌触り、喉越し、腰の強さ、そして何より風味が抜群です。
人情が自慢で、そば通が好む十日町の人気店です。 ” と別のWEBサイトで紹介されている。
もっと、たくさんのメディアで紹介されているのかと思ったら、そんなにも多くないんだね。
2年ほど前の
テレビ番組で、お笑いタレント石塚英彦さんが「へぎまいう~」と満面の笑みでコメントしたそうだ
入店してテーブル席が埋まっていたので、こあがりに着く。地元のお客さんがほとんどみたいだけど、他県ナンバーの車も停まっていた。
お品書き。『へぎそば』だと、2人前からになるんだよね。
もちろん、温そばも各種いろいろある。
お酒はたのんでないが、つきだしでコゴミのおひたし。くせがないけど、天ぷらのほうが好き。
『ざるそば』や温そばだと期待するような「絵にならない」ので『へぎそば(2人前)』\1,460をいただくことになる。
<<おさらい>>
■へぎそば
新潟県、小千谷が本場であるへぎそばは、もともと繊維の糊として使われていたふのりをそばのつなぎとして使ったのが始まりだそうです。
ふのりが使われているため、そばにしなやかさがあり、手ぐりという盛付け方が織り成す紋様は石庭の縞模様を思わせる美しさです。
またへぎとは木を剥いで作った板のことで、剥ぐが訛り、へぎになったといわれています。
ざるそば同様、盛られている器の名前がついています。
また、洗い水から親指に一口分のそばをからませて軽く手を振って水を切ることを「手振り」と言い、一口分ずつ小分けにしたそば(手振り)をせいろに盛ったものを「手振りそば」と呼んでいる。
こちらの店で珍しいのは、薬味はワサビではなくてカラシであること。
昔、当地方ではワサビがとれなかったことと、海藻つなぎのそばにはカラシの風味がピッタリだという理由からのようだ。
ふのりそばらしい、つるりとした食感が楽しめた。つゆはもう少し濃いめのほうが好みではあったが。
ごちそうさまでした~
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※ 2019年3月19日、
駅前に【繁蔵 田麦そば】として移転オープン
新潟県十日町市駅通り237-1
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