またまた 大衆食研究家で路麺愛好家の
DKさんがすごい店を見つけた。
「すごい」じゃ済まない。「すご過ぎ」
【味の仕事屋】 江東区東砂4-22-5
紹介ブログ1 by DKさん、
紹介ブログ2 by はくぶんさん
江東区東砂の末広通り商店街の元は作業用品店だった店。
「そば」の幟が見える
東急大崎広小路駅と戸越銀座駅の中間くらいの西五反田6丁目にあって閉店した【東西そば】(
2014年9月訪問)の関係者が、【仕事屋】を営んでいたビルのオーナーが亡くなったのを機に借りて営業しているそうだ。
【東西そば】もちょっと風変わりな店だった。「学食風セルフ社食風」と掲げていて、券売機じゃなくて、客側の「性善説」に基づいた自己申告制の精算機を使用してたり、『餃子そば』なんか扱っていたり、食べ終わった後の食器類も分別して返すようになっていたり、とか。
【東西そば】時代の情報をひもとくと、【かわい庵】という製麺所が経営しているらしい。
千葉の工場の【
正源寺そば 若葉大宮店】という店(未訪)もあって宿題店にしていた。
そばだけじゃない。飲める。しかも、安い。
そばを食ったり、飲めるだけでない。
謎の「娯楽室」なる部屋もある。
野菜や総菜や弁当や日用品も販売している
店の奥に貼ってある案内を見るとわかりやすいか。
「そばの部」「居酒屋の部」「惣菜・弁当の部」「販売の方」と4つの事業の柱。
入店して空いているテーブル席に着く。DKさんの時は私も会ったはずの若手の男性ご主人だったようだが、今日は女性ふたりのまかない。
セルフの飲み物のサーバーは水・湯・茶とかを扱う、結構高そうなやつ。
そして、壁に豊富なおつまみ類のメニュー。安いね。
奥の左手には、すぐ食べられる惣菜や缶詰とかもある。
奥の右手に箸や調味料。
セルフサービスの案内。地元客がほとんどだから、あまり厳密にはやってなくて、テーブルで注文・会計(後払い)したり、ゆるやかな対応。
「娯楽室」の案内。カラオケやピンポンができるらしい
DKさんが体験しているw
そばのメニュー。串揚げもいただこう♪
串揚げは2本選択、あるいは、おまかせ。
入口のところに冷蔵庫とフライヤーがあって、そこで調理する。
その『串揚げそば』\450。串揚げが先に来た。しいたけウィンナーと鳥からネギを選択。
しばらくして そばも到着。温・冷やしぶっかけ・もりが選べて温そばで。
串揚げを半分くらい食べちゃってたから、そばの上に乗せなかった。
むにゅっとした食感のそば。悪くない。
食器を下げてごちそうさまでした~、と声をかけて退出。いいね、この店
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これが前日のこと。
帰宅して寝る前に財布の中身を確認したら、なんか変
450円あわない。あっ、支払ってなかったw
伝票をもらわないセルフの店で、食器をセルフで下げてから支払う店って経験ないから、つい、支払いが済んでいた気になっちゃったんだね。支払いに関して一度も声をかけられなかったし。
そのままでも大丈夫だろうけど、軽い罪悪感と自己嫌悪。なにより、この店のブログを書く身w
祝日もやっているみたいだから、支払い&再食しに行くことにした。
入店すると昨日のふたりの女性。接客担当の女性(女将さん?)に その旨を話すと、やはり、気づいてなかったようだ。ゆるいなぁw
で、瓶ビール\400。
この値段でも良心的だけど、ほとんどのアルコールは\300なんだよ。
惣菜コーナーで1品取る。\200。写真からはみ出たが、無料のキャベツもすすめられて取る。
おお、いいね。この段階で\600。
ハムカツ、エビカツ、一口豚カツ(2個)で@100x3=\300。いいね~
追加の飲み物も〆のそばもやめて\900で終えた。女将さんに声をかけて、テーブルで会計。
アルコールの弱い人ならセンベロ、それなりの人ならニセベロ(\2,000でべろべろ)になれるかも知れないね。また来よう♪ ごちそうさまでした~
※ 江東区内の立ち食い・路麺・イートイン・ファストフード系の店への訪問履歴は
こちら。
※ 「現役の製麺所が営む路麺店」のまとめページは
こちら。
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2020年8月現在は弁当屋&セルフ酒場に業態変更し、そばの扱いはない。
2020年8月7日放送「
たけしのニッポンのミカタ!」で紹介された。
” 東京江東区にある味の仕事屋を紹介。揚げ物は約10種類、副菜は約30種類と50品近くの惣菜が並んでいる。客が自由に弁当を盛り付けられ、どれだけ詰めても300円だという。店長によるとフタが5ミリ浮くと50円増しで1センチ浮くと100円増しになっている。店は赤字ではなく利益はちょびっと出てると話した。店長は2018年に親戚の社長から頼まれ店長になった。社長の出した条件は仕入れはオレ、値段は300円、おかずはたくさん作れ、新作も作れ、赤字はダメ、廃棄ロスもダメというものだったという。
味の仕事屋の店長に密着。社長の仕入れ方法は賞味期限の近いものや余剰在庫で廃棄予定だった食材を格安で購入しているという。仕入れた小ナスは甘辛く煮込んだナスのオランダ煮を完成させた。店長は店を切り盛りするため店の2階に住み、午後8時までセルフ酒場として営業している。酒場で提供されている惣菜はその日の詰め放題で余ったおかずをパック詰めしていた。”
※ 2023年9月13日閉店