地元・足立区にある中央卸売市場である【
足立市場】に行ってきた。
お昼過ぎだから市場関係者はほとんどいない。
看板の裏の建物が食堂棟で食堂や寿司屋やラーメン屋などがあり、もちろん、一般の人も利用可能。
そば・うどんを扱う店は一番奥にある。5年ぶりの入店だ。
【たけうち】 足立区千住橋戸町50 中央卸売市場足立市場内
紹介記事1、
紹介記事2
現在はリンク切れだが「千住路地裏グルメマップ」によると、南千住の【汐入魚市場】があった頃(大正13年頃)から営業しているそうだ。
3月に発売された
「
立ち食いそば名店100 首都圏編 最新版」の「THE 市場そば」というコラムで6軒が紹介されているが当店もその1軒(
抜粋記事)。
当店の名物は『ねぎまそば・うどん』なんだけど、地元・足立区の新ご当地グルメ『
あだち菜うどん』も扱っているんだね。
入店。頭上にお品書き。そば・うどんがメインになっているが、甘味の店でもある。
いただいたのは『ねぎまそば』\600。
紹介記事を読んでもらうものとして、キーワードを列挙すると
・「ねぎま」 = 「ネギ」と「マグロ」
・千住はネギ専門の市場があり、千住葱で有名
・江戸時代の『ねぎま鍋』 → 『
千住魚河岸ねぎま鍋』として復活
・それを発展させた新メニューとして2012年2月から提供
となっている。
関西風薄味のつゆに、ネギ、小松菜、三つ葉、海苔、蒲鉾、そして風味付けの柚子。今回は柚子の風味はあまり感じられなかったけど。
そして肝心のマグロだが、『千住魚河岸ねぎま鍋』同様にメカジキのハラスを使っている。
でも、
メカジキってマグロの仲間じゃないんだよね。
5年前にいただいた時はちょっと臭みを感じたのだが、今回はそんなこともなく、とても美味しい出来になっている。そばは乾麺を使用。
ごちそうさまでした~
【訪問履歴】
2回目:
2012年4月13日 『ねぎま蕎麦』
1回目:
2009年5月21日 『冷やしたぬきそば』
※ 市場で食べたそばのまとめページはこちら。
【関連ブログ:甘味処でそば】
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2016年06月27日: 御菓子司だんご本舗 たかはし@かみのやま温泉(山形県)で
『もちそばドリンクセット』
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2017年06月14日: お葉菜@草加(埼玉県)で『茶そば あんみつセット』
■
2011年12月20日: 京・茶房TSURU@西武池袋本店で『茶そばと豆かんてん(小)』
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2009年07月04日: 甘味処 色ごよみ@新橋【閉店】で『へぎそば他(色ごよみランチ)』
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2012年06月09日: 梅むら@砂町銀座商店街で『いなりそば』
■
2015年02月14日: 梅むら@一之江で『いなりそば』
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2010年10月19日: いっぷく庵@浅草公会堂【閉店】で『牛すじカレーそば』
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2014年12月04日: 浅草 梅園@北千住マルイ【閉店】で『茶そば』他
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2011年02月10日: 和作@庚申塚【閉店】で『ざるぼた』
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2013年12月23日: 伊豆の国パノラマパーク 見晴らし茶屋(静岡県)で『ぶっかけそば』
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※ 2018年8月5日追記:
ぴあMOOK「足立食本 2014」で紹介されている(p23)
” 大正時代から三代続く老舗
足立市場の前身・汐入魚市場時代に、もち菓子屋として創業。そば・うどんが主体に
なった現在でも自家製もちは人気で、『玉子ぞうに』400円は60年のロングセラー。
千住葱とマグロの江戸ねぎま鍋をヒントにした『ねぎま蕎麦』も評判だ。
(写真)1.シンプルな無地の暖簾をくぐり、だし香る店内へ。
2.テーブルが5卓。メニューにはあべかわやお汁粉も。
※これが自慢『ねぎま蕎麦』550円
このそば専用の特製つゆが、ふっくらしたメカジキの食感と白ネギの
甘味を引き立てる。冬は甘味の増す千住葱を使用した一杯に。
※『力うどん』600円
濃口のつゆが染みた自家製もちは、箸が止まらなくなるおいしさ。
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※ 2018年11月1日追記:
ぴあMOOK「ぴあ北千住食本」2016年12月30日発行 にも同文が掲載されている(p47)。
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※ 2021年12月19日追記:
黒かどやさんのツイート
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2022年6月14日放送:日本テレビ系「ヒルナンデス!」