秋田県内陸部の西馬音内(にしもない:秋田県羽後町)
” 羽後町ではそば屋が古くから多く、代表的な
『冷やがけ』 を始め、各店がその味を競い町内はもとより町外から訪れる観光客にも「西馬音内そば」として親しまれています。”
(後略:
こちらのページを参照のこと)
【特集:郷土料理のそば】の第45回として、
秋田県羽後町の「西馬音内そば」の『冷やがけ』 を取り上げる。
「西馬音内そば」の発祥は【弥助そばや】( 文政元年(1818)~)で現在は6代目。地域には7軒のそば屋があり、『冷やがけ』が名物となっている。
『冷やがけ』とは冷たいかけそばのことだが、雪深くなる
冬でも定番のそばとなっている。
数年前から宿題にしていたのだが、遠いから実現できずにいた。ところが、千葉県の新京成線五香駅の近くに「西馬音内そば」を提供する店ができたことを知り、訪問した次第
【西馬音内そば 彦六】 千葉県松戸市五香西1-33-1
公式ページ、
twitter
秋田県湯沢市出身の【鉄板ダイニング月丸 秋田】店主が10月20日、月~木曜日の昼に【西馬音内そば 彦六】として営業。きっかけはコロナ禍による売上減によるランチ営業を始めることを決めたこと。【月丸】では羽後町の西馬音内そば店【彦三】が監修する乾麺を調理して提供していたが、現在は【彦三】で打ったそばを週2回送ってもらっているとのこと。夏に【彦三】などで修行(というよりは勉強)したが、短期で満足のいく手打ちそばは難しく、機械打ちも導入コストが嵩むため、【彦三】から送ってもらうことにしたそうだ。
店頭チェック
入口のレジにて。なんとなく、期待が高まる
店内は、もちろん、そば屋風ではない。テーブル席に着く。
メニュー。私の目当ては単品の『冷がけそば』だが、量的にはセットものがお得だろう。
あと、羽後町の【彦三】では『冷やがけそば』のほかに『かき揚げそば』も名物だそうだ。
オープンに至る経緯。頑張ってるね
秋田の新聞にも掲載された(
拡大版)
その『冷がけそば』\850。当たり前だけどシンプルな姿
そばは硬めに打たれている。すっきり味のつゆ。
馬~い
うメェ~
梅ぇ~
「西馬音内そば」が初耳の人には単なる美味しい冷たい『かけそば』くらいだろうが、私は「西馬音内そば」ブランドに思い入れがあるから感動したんだろうな
香の物が箸休めとしていいアクセント。
ごちそうさまでした~
※ 【特集:郷土料理のそば】の一覧ページは
こちら。
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