謎の多い店に12年ぶりに再訪
【車】 豊島区目白3-3-1
紹介ページ
目白駅すぐのビルの階段途中にある店。
『噂の東京グルメ』(2011年9月)で紹介されているのだが、そこに気になる記述がある。
「この店自体は現在のビルができた1969年(昭和44年)にオープンしたが、それ以前も同じ場所にあった古いビルで立ち食いそば店を営んでいたという。それを含めると創業60年くらいになるという老舗である。」
前回訪問時に路麺愛好家のみなさんから さまざまなコメントをいただいたのだが、そのひとつ、
『旨い!立ち食いそば・うどん―東京・駅別大調査 (小学館文庫)』(2000年3月)の著者グループ「東京路傍の麺党」のひとり・高野元書記長の2011年12月のコメント
> 1969年オープンというはその通りですが、それ以前の店とのつながりについては未取材です。
> 今の店の母体は確か自然食品関連の会社です。
との情報をいただいていたのだが、名著
『
ちょっとそばでも』や
『
うまい!大衆そばの本 名店めぐりと個性派メニュー』の著者の大衆そば・立ち食いそば研究家である
坂崎仁紀せんせーが執筆中の
文春オンライン(2019年8月6日)記事
”
夏限定の神メニュー「豆腐そば」もう食べた? 山手線一周「冷がけ麺の旅」新宿~駒込編 ”
によると
なんと、
「興和物産(株)の直営店」とある
ただし、同じく直営店と称される埼玉県蕨の立ち食いそば店【吾妻屋】とともに、証明する情報はネットでは見つからない
立ち食いそば店としては珍しい たい焼き提供店でもあるのだが現在は休止中
入口にて
「店長お勧め」やキャンペーン中の「冷し週替わりメニュー」には特に反応することもなく入店
後客が来なかったので券売機で何にするか、少し時間をかけて発券。
店内は立ち食いエリアもあるし、座っても食べられる。
いただいたのは『カレーそば』\480。
茹で麺に少量のそばつゆをかけ、その上にカレーをON
食べ進めるうちにカレーが全体に回って、それなりに美味しい。
ごちそうさまでした~
【訪問履歴】
1回目:
2011年11月28日 『いか天そば』
※ 豊島区内の立ち食い・路麺・イートイン・ファストフード系の店への訪問履歴は
こちら。
※ 「現役の製麺所が営む路麺店」のまとめページは
こちら。
※ 2023年8月9日閉店 情報源