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この季節は防寒に工夫がいる。
当然、寒いのでたくさん着込むことになる。 ところが、たくさん着込むと見苦しいし、 何といっても動きが鈍くなる。 それで、何とか厚着に見えないで暖かい着こなしはないものか? 約20年間、ディズニーランドで働いていた頃から、 色々と試してみた。 (現在も、継続中…) 昔は、スキー用のタイツを履いたりしていた。 何しろ足元の防寒が大事だと気がついたからだ。 着込む時と言うのは、たいてい上半身が中心になるから。 それでブクブクのダルマさんになっていく…。 肝心の下半身は、意外に薄い。 それで着込んでも「寒い」ということになる。 ところが、日本の技術の進歩とはありがたいもので、 それは繊維業界でも同様。 薄くて、軽くて、暖かい素材がたくさんデビューしている。 僕の場合、オフィスが神保町で、すぐにヴィクトリアなどが並ぶ スポーツ用品店街に寄れる。 その恩恵を十分に利用している。 いつも最新の素材なるものを学習している。 結論としては、 スキーヤーや、登山、オートバイなどの関連商品は大変優秀で、 冬の屋外の仕事にはもってこいである、ということ。 薄くて、軽くて、発熱効果もあり、汗も吸い取る…と 昔なら魔法のような繊維が使われている。 実際に着てみると効果は抜群。 僕の場合は、全て、冬のオートバイで試しているから、 かなり厳しいテストと言える。 それでも最近の繊維は優秀だから、 本当に冬でもバイクに乗れるようになってきた。 バイクはスキーや登山と違って、 自分が動かない、乗っているだけ…なので、 本当に寒い。 だから、普段の屋外仕事なら、 靴下(ロングソックス)をビシッと履くと、 スキータイツはいらない。 もう十分に暖かい。 それと、上半身も長袖のインナーでOK。 着膨れするほど着込む必要はない。 セーター一枚余分に着込むほどの効果がある。 …ということで、結論は、 「上に着るより、下に着ろ」である。 どんなに分厚い上着を重ねても、 隙間ピューピューではやはり寒い。 …と、こんなことを現場に顔を出しては アドバイスしているわけです。 なぜか?と言うと、 思いの他、現場のユニフォームって、レベルが低いのが多いんです。 デザインばかり凝っていても、 重くて、生活防水もなく、風にも弱く…ではね。 なので、せめて自己防衛として、 インナーへの研究は欠かせないわけです。 このシーズンは体調を崩すスタッフが本当に多いので、 ユニフォームへのこだわりは、元気なサービスへの道の一部だし、 大事な道具とも言える訳です。 なんでもかんでも、モチベーションがどうの… マネジメントが…と、人事、教育で解決できるものではない。 ユニフォームが与える影響は大変大きい。 当然、かっこよければモチベーションにつながるし、 求人も楽になることは確かだ。 時に、やたらと講師を招いて教育するより、 かっこいいユニフォームに変えてあげた方が効果大 の場合もあるくらいだ。 コストパフォーマンスが高かった…ということ。 それにプラスして、仕事もしやすいものでなければならない。 自社商品にはこだわっていても、 ユニフォームはお粗末…のアンバランスが大多数。 …そういう視点で視察してきました。 来週さっそく、ユニフォームの打合せがあるんで、 その準備を兼ねて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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