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カテゴリ:教育・研修
なぜか?うちの親族にはウィルコム利用者がいたお陰で、 地震発生時から連絡は取れてました。 ただ、携帯電話各社の人々とはなかなか連絡が取れませんでした。 特に仙台地域の親戚とは今も不通で安否が不明のまま。 無事を祈るばかりです。 ウィルコムが災害に強いのは、 単に加入者が少ないからだろう…と思っていたけど どうやらそうではないらしい。 PHSの通信網自体が細かいネットワークで網羅している上に、 電波エリアがオーバーラップしているから、 途中数箇所の中継基地がダウンしても、つながりやすいようです。 === この3日間は、断水だったので水の心配ばかりしていました。 やることも「水汲み」。 幸い、地震直後にすぐにバスタブに水を貯めておいたので、 洗い物や洗顔の分は何とか確保しましたが、 それでもなくなるのが怖いので、チョビチョビしか使わないようにしてましたが…。 === そんな中、今日から北京に出張です。 「仕事は仕事」と割り切らなければ…と言いつつも、 正直「何でこのタイミングで…」と気が引けました。 成田空港に早く着いて、到着ロビーを観察していると、 各国のレスキュー隊が次々に到着していました。 それに混ざって、中国人客も…。 「まさか、観光客?」と思い、近くによってみると、 迎えに来た親族と抱き合ってました。 どうやら、家がメチャメチャに壊れたので、 それらのお手伝いにわざわざ訪日したらしいです。 まだまだ余震もあるのに…。 素晴らしい親族愛ですね。 そういうシーンを見て、チェックインカウンターに向かうのは 足が重た過ぎます。 === 出国ロビーはグッタリした外人客が目立ちました。 日本に来て、あれほどの地震を体験すればどんなに驚いたことでしょう? 飛行機が飛び立つと、しばらくすると具合が悪くなってしまう人が多かったです。 緊張感から開放されたせいなのか? あまりの驚きで体調不良を起こしていたのか? トイレは着陸の瞬間まで「空」になりませんでした。 === 無事、北京空港に到着して、タクシーに乗ると、 「あんた日本人?地震大変だったね」と声をかけられました。 「だけど、何で北京に来るんだ?家族は大丈夫なのか?」 「仕事で…:汗」 「仕事だぁーあ!?おかしいんじゃないの。帰りなさい!」 と厳しいご指摘も…(汗)。 「仕事が終わったらすぐに帰りな。わかった?」と お節介ながらも優しい運転手さんでした。 ホテルにチェックインすると、フロントの女性が 「日本から…大変でしたね」と迎えてくれました。 「地震で疲れたでしょう?ゆっくり休んでください」とのお言葉に グッと込み上げるものがありました。 === 明日から一週間、販売員研修です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/03/14 02:47:37 AM
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