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レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2012/11/29
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カテゴリ:インバウンド対策


先日、中国の海南島に行ってきました。
ある団体が主催する中国人経営者の合宿研修の講師として呼ばれました。

一度、上海で商談をしてから海南島へ。
この時期、7度の上海から27度の海南島への移動は、まさに南の島へ行く喜びがありました。

海南島

そこで、改めて日本の観光の強みを教えて頂いたので一部を紹介したいと思います。

飛行機の中で、ある東北地方に住む中国人家族との会話で
「冬の間約3ヶ月間は5年前に息子が買った海南島のマンションで暮らすんです」
と教えてくれました。

この話を聞いた時は、素直に羨ましいと思いました。

ほんの1年くらい前までは、海南島への投資がブームだったのは事実です。
買ったマンションや別荘は、こうして親族が使うわけです。
ところが、現実にはこの1年で状況は一変していると。

今回の研修は、米国系リゾートホテルで開催され、当然、宿泊もその中。
広大な敷地でホテル専用のビーチまでついた豪華なホテルでした。

研修の休憩時間にある中国人経営者たちとお茶をしました。
私が海南島を褒めていると、海外旅行の経験が豊富な経営者の一人の沈さんが
「いや、ここなら沖縄の方が遥かにいいよ」と語り出しました。

(以下、沈さんの会話)

「海南島と沖縄の違いは何ですか?」と聞くと

「海南島は、こういう大型リゾートホテルばかりでしょう?
それが本当にリゾートなのだろうか?
先生はそう考えたことはないですか?」

「大型リゾートは世界中にあるし、これがスタンダードではないですか?
プライベートビーチまであって、快適じゃないですか」

「なるほど、でもなぜプラベートビートが必要なんでしょうね?」

「それはホテルの付加価値として、、、」と私。

「いや、本当の理由は、
そもそもビーチをプライベートにしなければならない理由があるからですよ。
水着になって過ごすビーチは絶対に安全でなければなりません。
一般のビーチでそれは無理です。
女性が襲われるかもしれないし、物も盗まれます。
だからプライベートなビーチが必要なんです」

「なるほど(汗)」

「沖縄で海に行った時に、日本人の友人たちがビーチにいろんな荷物を持ち込んで、
海に入ったりしているのを見て大変驚きました。
海からあがって来ても荷物が盗まれてない。
こんなことは海南島だけでなく、他国でもそうあるもんじゃありません。
これが日本の凄さだと思いました」

言われてみればそうですよね。

「それで、水着の女性を襲ったりモノを盗む人がいないなら、
プライベートビーチなんていらないな、と思いました。
つまり、日本のリゾートは外国と全く違う価値があるんだから、
違う売り方をしなければならないということです。
だけど、現実には沖縄だって海南島と似たような広告を見かけるし、
コンテンツも海外の真似が多い。もったいないですよ」とのこと。

その後、街に飲みに行こうとすると、
「海南島の繁華街は、中国人客でもボッタクられるから、、、」
とキャンセルされました(汗)。

そして、
「これこそが沖縄との最大の違いだよ。
海南島は、大きなリゾートの中だけで過ごせばそれでいいんだ。
もっと自由に羽伸ばしたいなら沖縄に行くよ」と。

実は別荘として住むにも、このボッタクリが問題になっていて
段々と敬遠されているとのことです。
中国人ですら、きらなんでも日用品の買物までが、毎回値段交渉、、、では疲れると。

いくら見た目の環境が良くても、
人々が作り出す安全、安心のソフトがなければ価値は下落する、、、
わかりやすい事例ですね。

中国も土地の値段だけで商売できる時代は終わったのかもしれません。

レジャーサービス研究所のホームページ









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Last updated  2012/11/29 11:54:47 PM
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