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レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2013/02/14
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カテゴリ:講演会・セミナー


「Win-Win」が大事と良く言われています。
それに関する本も出ているし、ビジネス雑誌の記事でも見かけます。
それだけ取り上げられるということは、それだけできてない人がいるということです。

先日、ある出版社の人と会食をしていて面白いと思ったのは、
そういう本や記事を読む人は元々「Win-Winに敏感な人たち」で、
問題は「Win-Winができてない人たち」に、その自覚がないことだそうです。
だから読まない(笑)。
自分の弱点に気づいてなけりゃ勉強しようと思うはずないですからね。

近年、外国人観光客を呼ぶために全国で様々な団体や企業が
セミナーを開催するようになりました。
私たちもそういう場で講演を依頼されることが増えています。

こうした観光事業は、あまり予算がない場合が多いので、
安い講演料で頼まれることも多々あります。
(他のテーマの講演を比較して)

そういう「予算がない時」ほど、
どのようにして「Win-Win」に近づけるか?企画力が問われます。

ある東北の地方都市でのセミナーで講演した時のこと。
会場は、予算不足からホテルのような会場は借りれなかったらしく、古びた公民館でした。

よくある「◯◯先生講演会」のような印刷された大きな垂れ幕はなく、
前方の黒板に、色とりどりのチョークで「レジャーサービス研究所 斉藤所長…」
と書いてありました。

明らかに「女性文字」で可愛らしく暖かさが伝わってきて、
殺風景な古びた公民館の会議室が明るくなるわけです。

終了後、参加者の方々と集合写真を撮影しました。

数日後、セミナーの担当者の女性から郵送物が届きました。
中にはお礼の手紙と集合写真と参加者の方々の感想文とDVDが入ってました。
DVDは、私の講演をビデオで録画して焼いてくれたものでした。

お金は低予算であっても、全体としてはこちらも得した気分になりました。

この担当者の方、前年にセミナーの講演に呼んでくれた時は、
ビデオがなかったので、自分のスマホに私の講演を録音して、
それを書き起こして講演内容を小冊子にして送ってくれました。
そしてそのファイル自体も。

同封の手紙には
「何もできませんが、せめてこの冊子を今後の活動に役立てて頂ければ幸いです」
と書いてありました。
(実際にその小冊子はその後大変役に立ちました)

毎度、彼女が担当するセミナーは素晴らしいと返事を送ると、
「いつも低予算のセミナーの運営をやらされているお陰で、
お金以外のそうした企画力が身についたのかもしれません」との返事でした。

また、ある企業の担当者は、
韓国人従業員向けの研修を企画して、なぜか私を呼んでくれました。
理由を聞くと「ようするに外国人にサービスを指導する方法と言う意味では
韓国人も中国人も同じだから」とのことでした。

それで問題は、私の用意している資料(パワーポイント)でした。
主に中国で指導することが多いので、PPTは中国語だけしかありません。

すると「私が翻訳します」と合計80ページの資料を全て翻訳してくれました。
研修終了後に、「この翻訳したファイルをどうぞ」とくれました。
今後、韓国人の研修で使ってください、と。

いくら予算が少ないからとは言え、大変の労力がかかります。
80ページの資料の翻訳は業者に依頼すればかなりのお金が必要になります。
大変ありがたいことでした。

現に、後日、韓国企業からの研修依頼があって、さっそくそのPPTを使用させて頂きました。
さらに、後日、その企業の社内報が送られてきました。

見開きで私の研修会の様子と概要が写真入りで掲載されていました。
個人的に記念品としてもうれしいものです。

そして5ページのレポートも同封されていて、
今後、韓国人に指導する際の注意点がまとめてありました。
それは私の知らないことばかりで、ノウハウの固まりでした。
ありがたいことです。

するとこちらも何かお礼をしたくなります。
それで「先日、こういう番組がありました。録画したので送ります」というように、
自分ができることでお礼をします。
こうしてWin-Win回り出すと、仕事がどんどん楽しくなるのだと思います。

こういうのは一例ですが、何か人に依頼する場合にも少しでも
Win-Winに近づける努力をする人というのは、本当に貴重な存在だと思います。

こうした人たちの共通していることは、
「自分から先にやる」ということです。

相手が何かしてくれたら「お返しにやる」のではなくて、
最初は自分からアクションしてます。
「先手必勝」ですね。
これこそ社会人で最も必要なスキルだと思います。

日常の仕事の中で、小さなWin-Winを積み上げられる人を目指してもらいたいと思います。

===
就活セミナーの講演内容より抜粋でした。

レジャーサービス研究所のホームページ







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Last updated  2013/02/14 04:06:32 PM
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