カテゴリ:食べること。
ブログをご覧の皆様のお宅では豆まきはされましたでしょうか? 子供の頃、テレビのニュースでその年の年男や芸能人が 各地の有名神社で豆撒きをした、という画像を見るたびに 不思議に思っていました。 『なんか、豆が小さい、、、?』 私は実は関ヶ原のずっと向こうの岩手県の出身です。 関ヶ原の向こうには、切り餅以外にも九州人には不思議なことが いろいろあるようです。 院長は『そんなの、ありえない!!』といいますが 私の豆まきは”落花生”です。 そこでちょっと調べてみました。 豆まきで落花生を使うというのはそれほど昔からではなく 昭和30年代ごろ、北海道から始まった、、らしいです。 「豆まき」の豆に炒った大豆ではなく、「殻つきの落花生」を使うのは 北海道=81.8%、東北=78.4%、信越=78.6%なんだとか。 (アサヒビール毎週アンケート【第70回】アンケート結果:2005年1月26日~2月1日)による。 http://www.asahibeer.co.jp/aboutus/research/culture/weekly_q/200502/00070.html 私はこの東北78.4%に含まれるわけですが、 岩手はもう少し多いんじゃないかなぁ、、という印象です。 ところで、豆まきやら、落花生やらで検索していると ある小児科の先生が節分を『一年で一番危ない日』と評しておられる サイトを見つけました。アレルギーがご専門の先生です。 理由は、 ●ピーナッツは、意識喪失、呼吸器困難などのアナフィラキシーショック を起こしやすい食物。 (もちろんナッツ類にアレルギーがあるという方が食された場合に、です。 誰でもなるわけではありません。) ●ピーナッツは、1~5歳ごろの気道異物(いわゆる、喉に詰まらせた状態) の原因のトップ。 お菓子やアイスクリームの原材料の表示欄に 「ピーナッツを含む製品と共通の設備で製造しています」 という言葉を見かけたことはありませんか? 平成14年4月に食品衛生法関連法令が改正され、 アレルギーを起こしやすい物質については、 加工食品に表示する決まりとなり、 特にアレルギーを起こしやすい24品目(現在25品目)について 表示されるようになりました。 必ず表示される「特定原材料」5品目のひとつがピーナッツです。 ちなみにこの5品目とは卵、乳、小麦、そば、ピーナッツ(落花生)です。 とはいうものの、私がアメリカではピーナッツのアレルギーで 死者が出ている、という話を初めてテレビのドキュメンタリー番組で 見かけたのは高校生くらいだった気がしますから 日本でのピーナッツのアレルギー原性の周知は、かなりのんびりして いるのかなという印象があります。 落花生の豆撒きは、ナッツ類にアレルギーのないことを確認している家族単位で 子供が6歳以上の場合に限って行う、、、。のが無難なようですね。 ちなみにこの小児科の先生のサイトはアレルギーのある方たちの間では かなり有名なもののようです。ご参考までに。 アレルギーっ子の生活 角田和彦 http://homepage2.nifty.com/smark/hyoushi.htm 豆まきは殻付き落花生?大豆? http://homepage2.nifty.com/smark/peanat.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/02/09 02:10:25 AM
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