出力段の電源はYAMAHA B-I のトランスを流用するつもりですが、
SITの電源はフローティング電源なので、
ドライバー段、保護回路の電源はトランスを別にする必要があります。
で、これだけは(ジャンク品をあさらず)「Rコアトランス」で有名な「フェニックス」に特注しました。
箱を開けると日本企業独特の丁寧な?オーラが立ち昇ってきます。
このオーラは各国で違っていておもしろいというか、
どこから送って来たか梱包を見ただけでおおよそ分かり、開けると完全に分かります。
http://www.pnxcorp.co.jp/index1.htm
ところで、担当さんとやり取りする中で、
このPHOENIXという会社はトランス製造業から「農業」に事業展開中だそうで、
ちょっと驚きました。
フェニーチェというのですが、日本の将来に必要なものを見越してのことのようです。
トランス造りより農業の方が難しいです、、と言われていました。
http://www.fenice-ltd.jp/
日本人にとっては当たり前のこと過ぎて意識することはないのですが、
トランス製造を始めとする「工業」と「農業」には大きな共通点があるのです。
それは「水」です。
水がないとどちらも成り立ちません。
農業は分かるとしても、工業も?と思われるかもしれませんが、
石油を始めとする天然資源があっても「水」がなければ
工業は成立しないのです。
石油産出国で工業が発展しない理由はそこにあります。
どうですか?『水』