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カテゴリ:留萌(るもい)地域
北海道の左上
留萌振興局 森林室です!!! 留萌管内羽幌町には、 北海道海鳥センターの勉強会・観察会の参加者が中心メンバーとなって、 2004年に設立された「羽幌みんなでつくる自然空間協議会」があります。 この協議会は、羽幌側の河川切り替えによる跡地7ha(町有地)に ”ビオトープ(いきものと共生する空間)”をつくり、 道北本来の自然環境を復元し、生物多様性を確保することを目指しています。 【羽幌ビオトープ公園】
平成30年7月2日 自然空間協議会は 北海道羽幌高等学校1年生の生徒62名と協働で 羽幌ビオトープ公園の樹木調査を行いました 羽幌高校と協働の植樹や下刈りなどは今までも行われてきましたが、 樹木調査は初めての試みです。 羽幌高校1年生62名 樹木調査は、公園内の樹木群を5区域に分けて、毎年1区域ずつ樹木調査を行い、 5年を1サイクルとして、樹木の生長を計測していく計画です。 今回の樹木調査は、この区域で5年後に行われる樹木生長調査の基準となる 大切な調査となります。 調査項目は、樹種、樹高、幹の太さです。 幹の太さは、胸高直径(地上130cm位置の直径)、または、 樹高が130cmに満たない低い木は、根元の直径を測りました。 まず、樹高の測定方法の指導です。 メジャーよりも高い木の測定には、割りばしを用いて比例法で測ります。 さあ、14班に分かれて計測開始です 初めはちょっとおっかなびっくり 草や枝が体に触れるたび、「うわっ」「きゃっ」と声が出ていました。 台帳を確認しながら正確に この木は何の木かな 藪の中にも入って調べます ギャー、毛虫がいっぱいいるー 小さい木の直径もノギスで正確に測ります 生徒たちは、調査終盤には計測の手際も良くなり、 少々の草や虫にも驚かなくなって、 樹種も見分けられるようになりました まとめの挨拶 地元の自然空間”ビオトープ”をつくりながら、 地域の方々と共に多くのことを学んでいきましょう 羽幌みんなでつくる自然空間協議会は、 『町民自らの手で築き上げ、維持管理していく。そして、 (1)子どもたちをはじめとする地域の人々が、自らの意思と力で、教育・学び・憩いの場として原体験できる環境を創造する。 (2)作り上げていく過程を通して、力を合わせることの大切さや地域の自然について学ぶ。 (3)このビオトープを出発点に、地域の人々が、自らの生活空間など地域全体に「生きものとともに暮らす地域づくり」の芽をつくり、広げる。 (4)もともと地域にあった自然環境を呼び戻し、希少になりつつある生きものを守る。』 ことを活動理念としています。 「ビオトープ自然空間はぼろ」やその活動に興味のある方は、 下記 北海道海鳥センターのHPをご覧くださいね http://www.seabird-center.jp/human_04.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.08.03 15:58:09
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