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カテゴリ:消費生活・安全
環境生活部くらし安全局道民生活課です。
9月11日、札幌市内の複数の高齢者宅に、道庁の「安全課」を名乗る男から、「あなたの個人情報が流出している」「あなたの名前が3社(大手通販会社等)に登録されている」「登録を削除するためには、代わりの人が必要」などと電話がありました。 過去には、このような電話の後、「紹介した男が逮捕され、あなたが訴えられる」「保証金を払えば穏便に終わる」などと言われ、高額の現金(※)を宅配便等で送ってだまし取られてしまう被害が発生しています。※本年6月には、約3,700万円をだまし取られる被害が確認されています。 〔被害に遭わないために〕 ○道庁職員のほか、市町村や防犯協会等の職員をかたる詐欺の電話が、道内各地で確認されておりますので、公的機関などの職員を名乗っても個人情報は電話で教えないようにしましょう。 (※今回の不審電話に関しては、前日にも「社会福祉協議会」などを名乗る不審電話があり、通院病院や困りごとの確認などと言って、個人情報を聞かれています。) ○また、「名義貸しは違法」、「お金を支払えば解決できる」、「宅配便で現金を送れ」は詐欺ですので、お金に関する電話は一人で判断せず、家族や警察などに相談してください。 (※この種手口では、企業や役所等の複数の登場人物による劇場型として展開することで被害者を信用させ、さらに「犯罪」、「逮捕」などのワードで被害者の冷静さを失わせて金銭を支払わせようとします。一人で見破るのは難しいため、お金に関する話や身に覚えのない話があった場合には、必ず家族や警察などに相談するようにしてください。) ○被害を防ぐためには、相手と話さないことが有効ですので、電話防犯機器の設置や留守番電話機能の活用をお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.09.12 10:52:43
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