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カテゴリ:上川(かみかわ)地域
こんにちわ。上川総合振興局地域政策課・ゆっこママです
上川総合振興局では、上川地域の魅力を多くの人たちに伝えるため、振興局職員が撮影した美しい風景や個性豊かな地域資源の画像をホームページ【北海道の風景~VIEW OF KAMIKAWA~】で公開しています。北海道の屋根と呼ばれる雄大な大雪山、北へ向かって悠々と流れる天塩川、富良野・美瑛の丘の風景等々…魅力いっぱいのかみかわの風景をお楽しみいただけます 今回は、富良野出張所・T所長から新たに届いた風景「富良野川2号透過型堰堤(上富良野町)」をご紹介します 題名 「富良野川2号透過型堰堤」 撮影場所 上富良野町 撮影年月日 2004年6月1日 コメント 2001年完成 富良野川2号透過型堰堤の「SABO-DATA」(「砂防データ」ってことっすね。)をご紹介します 【SABO-DATA】 所在地:北海道空知郡上富良野町 河川名:富良野川 型式:透過型鋼製スリット堰堤 堤高・堤長:14.5m・917m 貯砂量:589,600立方メートル 管理者:北海道 本体着工/完成年:1995/2001年 詳しいデータは、こちらのサイトをご覧ください。 (基本情報) 大正15年に発生し上富良野町、美瑛町に甚大な被害をもたらした大正泥流。この泥流規模を設計に反映した結果、堤長917mの世界最長の透過型堰堤となりました。使用した鋼材の重さは3,801tで札幌テレビ塔の約4基分の重さです。 (こだわり技術) 鋼製スリットで、十勝岳の火山噴火により発生する泥流の、大きな石や流木を止め破壊エネルギーを低下させます。小さな土砂と泥水は下流に通過させます。富良野川には1号~4号の4基の透過型堰堤があります。 ダムといえば、水を貯める(貯水)イメージがありますが、砂防ダムは土砂や泥などを貯める役割を果たしています。背景にそびえる十勝岳が噴火した際に、泥流からまちを守るダムなんですね。この透過型堰堤ダムは、小さな土砂や水は流下させ、大きな災害につながる巨礫や流木を補足する、いわゆる「ふるい分ける」役割を持っているそうです。なるほど~勉強になったな~ 今回の富良野川2号透過型堰堤は上富良野町の奥座敷・十勝岳温泉郷に向かう途中にあります。道路沿いからは見つけることは難しいかもしれませんが、十勝岳温泉や十勝岳連峰の自然の魅力は抜群ですよ (詳しくは「かみふらの十勝岳観光協会」ホームページをチェックしてみてください) ぜひ砂防ダムにも思いを馳せつつ、これからの季節の雄大な景色を楽しみにぜひ上川管内にお越しください 【北海道の風景~VIEW OF KAMIKAWA~】には、今回新たに届いた風景のほかにも上川地域のたくさんの風景が掲載されています。こちらのホームページから上川地域の魅力を感じていただけたら幸いです。ぜひご覧くださいませ 画像の利用は、個人、企業に関わらず無料です。ホームページ、ブログ、はがき、カレンダーなど使い方は自由です。ご利用の際は、【北海道の風景~VIEW OF KAMIKAWA~】ホームページのご利用規約をご確認ください。 上川管内の情報発信中 【上川総合振興局ホームページ】 http://www.kamikawa.pref.hokkaido.lg.jp/ 【北海道の風景~VIEW OF KAMIKAWA~】 http://www.kamikawa.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/album/view_of_kamikawa_top.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.05 15:43:33
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