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カテゴリ:子育て・教育
こんにちは、ネイパル森です。
11月7日(土)・8日(日)、「高等学校生徒会フォーラム」を開催しました。 この事業の目的は、高等学校の新生徒会役員が集まり、他校との情報交換やワークショップなどを通して、リーダーとしての資質向上と、コロナ対応下での生徒会活動の持続化・活性化を図ることです。「フォーラム」の名のとおり、話し合いによってこれからの活動の方向性を見出すことを目指しました。参加者は渡島、檜山、後志管内4校の高校生と引率教員合わせて18名です。 開会式の後、起床時刻の早い順などに言葉を使わず並び、隣り合った人と自己紹介をしました。また、新聞紙でできたボールを新聞紙にのせて運ぶチーム対抗リレーを楽しみ、参加者は徐々に打ち解けていきました。さらに「生徒会とは?クイズ」をとおして生徒会活動の目標についての理解を深めました。 1泊2日の中で、4つの演習に取り組みました。 最初は「交流!各校の活動紹介」。臨時休業等で活動が制限される中でも、各校では既存の行事を工夫して実施したり、地域の素材を生かしたオリジナルの取組の数々を行ったりしていました。発表後の意見交換タイムには、参加者は他校の取組に興味をもち、進んで質問していました。各校の発表から、すでにコロナ対策が当たり前のように取り入れられていること、地域に根差した取組をしていることなどが共通点として見つかりました。 次は「実感!オンラインツールの可能性と限界」。オンライン会議アプリZoomを例に、現在のインターネット環境でできることや難しいことを考えました。Zoomを初めて扱う高校生が多く、恐る恐る機器に触れながら操作を体験しました。その後、生徒会活動に応用できそうなこと、難しいことについて話し合いました。結果として、コロナ禍以前の取組のよさに注目することになりました。 夕食後は、「体験! アイディア広げる深める強力ツール」。名古屋在住の講師からZoomを通して、ホワイトボード・ミーティング®の考え方や技術を学びました。相手の心をエンパワメント(元気づけ)しながらホワイトボードに意見を書き出していくことで、議論を深めていきました。和やかな雰囲気の中、短時間で話し合いがぐんと進んだことに、参加者はとても驚いていました。 2日目は、「構想!ワークショップ」。道内外の活動事例を学んだ後、自校の課題をどのように解決していきたいかを話し合いました。参加者はコロナ対応はもはや当たり前のこととしてとらえ、地域や学校の活性化などより切実な課題の解決に向けて議論を深めました。最後に互いの発表を聞き、質疑応答をとおしてさらに考えを具体化させていました。 参加者は、 「他の高校の取組を参考にして、独自の活動を作り上げていきたいです」 「実現できるかは置いておいて、まず意見をきちんと言うということは大切だと再確認できました」 と感想を話していました。 ネイパルで考えたことを形にして、よりよい学校生活を作ってもらえたらうれしいです!
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最終更新日
2020.11.18 11:33:11
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