東照宮で有名な国宝の彫刻、眠り猫は奥宮に通じる回廊にある。
社寺共通拝観券では奥宮に入られへんので、別に520円払う。
東回廊潜門(くぐりもん)の蟇股(かえるまた)のとこにちょこんとあるし、30cmぐらいと小さいので、見落としそうになる。人が多いとゆっくり観てられへんし。
小さいので写真撮るんもむずかしゅうて、ボケててすんません。
今回は日光に行くのに事前になんの知識も得ず、ガイドブックも持たずに訪れた。その場で感じ、書いてあることを観ればええやと思うて。
この眠り猫のとこでは、ちょうどツアーのガイドさんが説明してはるとこやった。「猫だけやなく、雀と蜜柑、鶴もあるので見てください」って言うてはったので、人がはけてからじっくり観てみた。
なるほど、猫の裏には竹林で遊ぶ雀が2羽おった。
いくつか説があるらしい。
・奥社にねずみ一匹通さないように。
・禅問答「牡丹花下眠猫児(ぼたんかかすいびょうじ)」を表した。
・裏側の雀と対で猫の裏では雀も遊べるという安定と平和を表した。
・牡丹と眠る猫で「日の光」を表現した。
きっと全部の意味が入ってるんやろうなあ。目はつぶってるけど、耳はピーンと立ってるので、猫は狸寝入りしてて、見張りながらも、雀を遊ばしてるっていうとこやろか。
猫の向かい側には蜜柑があった。古事記に出てくる常世の国(不老不死の楽園)の果物が蜜柑(橘)やそうや。
東照宮の彫刻には植物が50種類も彫られてるそうで、果物ではモモ、カキ、クリ、ビワ、ブドウ、ナシ、ヤマモモ、アケビ、穀類や野菜ではイネ、アワ、ナス、ササゲ、ウリまであるんやて。
その先の坂下門からは石段が207続いてる。この踏み石は一枚の石で、石柵も一枚石をくりぬいたものやねんて。
若い子はなんでお寺に来るのにヒールのある靴はいてくるんやろう。カップルの女の子が足が痛いといいながらのぼってた。
奥社拝殿はこじんまりとして、黒い外観、家康公の遺言どおりの「小さき堂」やった。
拝殿の裏に、鋳抜門(いぬきもん)があってその奥に宝塔があった。釣鐘に屋根がついたような形をしてた。家康公はここにいはるねんなあ。奥宮のほうは人も少なくて、幽玄な雰囲気が漂ってた。
奥社では眠り猫の絵馬が700円で授与される。
日光のこと続きます。
今日から、初心者水泳教室に通い始めた。週に1回、6週でクロール25m泳げるようになるんが目標やて。
区のスポーツ振興財団の主催。
今日は、ビート板で息継ぎしながら25m。息継ぎなしでクロールが6.25m。
ばた足は腿から動かし内股で足首は柔らかく。水中で鼻から息を吐ききる。クロールの手は大きなボールを後ろの人に渡すようなつもりで、大きくまっすぐに。
1時間半の練習でくたびれた。
今日のラッキーくじは、Infoseekが1ポイントアタリやった。
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