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図書館で借りた本2冊。 自閉症の僕が跳びはねる理由 会話のできない中学生がつづる内なる心 東田直樹著 会話のできない重度の自閉症の著者が、14歳中学2年の時に、58の質問に答える形で自閉症とはどういうものなのかを書いてる。 たまに電車のなかで、大きな声でひとりごとを繰り返してるお兄さんにあうことがある。 「大きな声はなぜ出るのですか?」という質問にこう答えてはる。 「変な声を出している時には、自分が言いたくて話をしているのではありません。 もちろん、落ち着くために自分の声を聞きたくて、自分が簡単に言える言葉やフレーズを喋ることもあります。 コントロールできない声というのは、自分が話したくて喋っているわけではなくて、反射のように出てしまうのです。 何に対する反射化というと、そのとき見た物や思い出したこと対する反射です。それが刺激になって、言葉が出てしまうのです。止めることは難しく、無理に止めようとすると、自分で自分の首を絞めるぐらい苦しくなります。 自分では、自分の声は平気なのです。人に迷惑をかけていることは、分かっています。これまでに、奇声を上げて何度恥ずかしい思いをしたことでしょう。 僕も静かにしたいのです。 けれども、僕たちは口を閉じるとか、静かにするとか言われても、そのやり方が分からないのです。 声は僕らの呼吸のように、僕らの口から出て行くものだという感じです。」 もちろん、この本に書かれていることがすべての自閉症の人に当てはまるかどうかはわからないけど、自閉症というものを理解する手がかりになると思うた。 最後の質問「自閉症についてどう思いますか」に「僕は自閉症とはきっと、文明の支配を受けずに、自然のまま生まれてきた人たちなのだと思う。」とそして、「僕たちが存在するおかげで、世の中の人たちが、この地球にとっての大切な何かを思い出してくれたら、僕たちは何となく嬉しいのです。」と結んでる。 コンとアンジ 井鯉こま著 第30回太宰治賞受賞作の「コンとアンジ」。 18歳の日本人の娘コンが東南アジアのどこかの異国(架空)で、体験する奇妙なできごと。 安宿で洗濯女らしき少女にだまされて無一文になり、20歳のジェシカに連れられバスで6時間かかる港町へ。 ジェシカの家に居候しながら、外国人居留区にある「マソン商会」という貿易会社で小僧(ブータン出身の14歳の男の子)として働くことになる。 先輩アンジに恋して一緒に暮らし始め、予想外の展開になっていく。 前半はどうなるんやろうっておもしろかったけど、最後の部分は唐突な感じがした。 東京外国語大学外国語学部を出てはるだけに、異国の言葉まで造語してはる。 パナス(要らない) ユニチャイ(ありがとう) エスタス(便所) パヨん(ぼく) ダッパル(腹減った) ほんまにありそうな言葉。 「蟹牢のはなし」は、ようわからんかった。 これからどんな小説を書いていきはるんやろうな。 1日1回のクリックで、募金ができます♪
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旅をしたり、おいしいものを食べたり、きれいなものを観るのが好きです。 国内の都道府県はすべて訪れました。 海外はアジアを中心にまわっています。
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