テーマ:今日のこと★☆(106193)
カテゴリ: 藻緯羅の放談
久々に、テレビ中継で観戦した。
いつもは、 現地で...、という経験は無い。 ほとんどは、 録画番組なので、見ないのである。 さて、 録画でも生中継でも、 解説者は、「風の運」を強調する。 確かに、 風の影響を受ける競技ではある。 しかし、 致命的な影響を受けるのであれば、 「室内競技」になったであろう。 実際、 屋内スキー場も存在するのだから、技術的に不可能なことではない。 国内でも千葉県に、仮設だが、世界最大級の屋内スキー場があった。 屋内なのに風速計があったと知人が話していた。これも規制の産物? とはいえ、 「室内競技」に変えてしまうのは、経済的にも大変であろう。 しかし、 採点で工夫することは、簡単だと、シロウトの藻緯羅は思う。 例えば、 数カ所の風速・風向計を使って、風効果点を算出して、加点する。 風効果点は、追い風ならプラス点で、向かい風ならマイナス点になる。 総合点=飛距離点+飛型点+風効果点 という次第である。 そうなっていないからには、 総合点には、風は致命的には影響を与えないのであろう。 勝敗は、「技量」のみで決まってしまうに相違ない。 もちろん、 スポーツにつきものの好不調の波による運はあるだろうし、 僅差の勝負では、風の状況が決定的な役割を演ずるだろう。 しかし、圧倒的な技量差の前には、沈黙するのであろう。 藻緯羅は、テレビ中継の音声を消して、 テレビ画面を見ながら、ラジオを聴いていた。 この方法が可能なら、この方法がオススメである。 なぜなら、 解説の量が、格段に少なくなるからである。 今朝の、ジャンプ競技を見ていると、 多くの選手が、踏み切りのタイミングで遅れていたし、 体勢の移行にも、無理が感じられた。 藻緯羅にさへ、そう感じさせる選手の総合点は低い。 そんな状況でも高い得点を出す選手もいたりする。 恐らくは、 風の状況に合わせて絶妙に飛行体勢を御していたのだろう。 踏み切りのタイミングにしても、 この飛行中の制御にしても、0.01秒単位のことだろう。 頭で判断していては、筋肉が出遅れるのは必至である。 だから、 考えすぎると、踏み切りも体勢変化もタイミングがずれ、 総合点が伸びないのであろう。 シロウトの藻緯羅は、そんなことを考えながら見ていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ 藻緯羅の放談] カテゴリの最新記事
|
|