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テーマ:楽天写真館(354538)
カテゴリ:木工
腐れた床を新しく張り替えるという、大工仕事をやってます。 工房に使っている民家も築100年以上になり、屋根瓦の傷みもひどくなって、最近はあちらこちらと雨漏りがするようになりました。 それでもしばらくは放置していたのですが、余りの酷さに今年の春、職人の方にお願いして大規模な屋根瓦と屋根地の修理を行いました。 お陰で雨漏りは収まりましたが、長年放置していたために一部、下の写真のように床板まで雨水のために腐れてしまった個所も何カ所かありました。 今回は、まず手始めとして、この窓際の場所から少しづつですが、手を入れて修理してみる事にしました。 一番大変だったのは、雨水のために腐れてしまった床板や梁を壊して片付ける作業で、この作業に2~3日はかかってしまいました。何の作業をするにしても片付けというのが一番大変な事のようです。 仕事があるので毎日作業するという訳ではなく、時間も2~3時間なので、更地にしてから敷石やレンガを置いて、床柱などを組み立てていくまでには一週間以上かかりました。 それでも目に見えて少しづつですが出来上がっていくのを見るのは嬉しいものです。 やっと床柱が出来上がり後は厚目のコンパネを乗せるまでに作業は進みました。 ここまでで約2週間、電動カンナがあるとはいえ、慣れない大工仕事に時間がかかります。 厚手のコンパネは2枚敷きますが、まずは1枚を乗せてクギで固定します。 コンパネにはクギが打ち込みにくく慣れないクギ打ちで、自分の左手をカナズチでたたいてしまい出血、暫し作業中断という事もありました。 それでもどうにか2枚のコンパネを床板として張る事が出来て、今回の作業の三分の二ぐらいは終了。 大体、ここまで時々作業で3週間余りかかりました。 後は、写真には上手く写っていませんが、手前の場所に一段登るための段をつけて完成という事にしょうと考えています。 それにはまだ敷石なども少し運ばなければならず、もう少し時間がかかりそうですが、ぼちぼちマイペースで、頑張ります! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/11/19 09:55:45 PM
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